【ツイノベ】いっそ拘束して/君の世界を俺だけにして/見える位置に残された痕
「いっそ拘束してくれよ」差し出した傷だらけの手を、彼はそっと握る。「君の世界を俺だけにしてしまうのも……そうだね、悪くはない」見える位置に残された痕を彼は一つ一つ丹念に指でなぞりながら、身体を縛っていく。心まで捕らわれていくようで、悦びで震えるのがわかった。 #3つの恋のお題
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