日常(普通な僕)の脱線 3

normalその3《《》》




入学式から帰っきたその晩おかしな夢を見た。

夢は人によって見えかたが違うらしい

夢に色がついている人もいれば白黒の人もいる。色がついている人は色彩感覚が豊かだと言われる。


があいにく僕の夢は白黒だ。

ただ、この日の夢はいつもと違う感じだった。

まず、人っぽい黒い誰かが目の前にいた

そいつは笑っていてそれに対して僕は苛立ちを感じた。

少し経つとその黒やつは風景と一体になってた。そのあとは走った。

ひたすらどこに向かうか分からないまま走り続けた。そして僕は階段を登った。登った先に扉があった……


ここで目が覚めた。


あまりに意味のわからない夢だった。素直に気持ち悪いと思った。

大学初日。経営学科の僕はまず

経営の授業を一番初めに受けることにした。

「んーと柊教授の講義をa-4か!」

ギリギリで教室に入り、

一息ついていると教授が入ってきた。



「講義を初めます」


何かが動き出す予感した。

彼女はそうゆうとホワイトボードに

名前を書き出した。

僕は書き出す前に分かっていた。


僕。「柊志保」

自己紹介も終わりさっそく講義に

入った。…そして最初の講義はあっというまに終わった。

時間を知らせるチャムがなったと

同時に席を立って教授のもとへ向かった。

僕。「お話があるのでお暇をいただけますか?」

おもむろにきいた。

志保「構いませんよ。えっとじゃあ、お昼の2時に食堂の方で」


どうやら顔は覚えられてはいないようだ…


食堂にて。

志保「おまたせー…遅れちゃって御免なさいね?」

僕。「大丈夫ですよ!!」

志保「お昼の頂いていいかしら?」

僕。「あ、どうぞ」

志保「どうもっ!!ではいただきまーす。」

そう言うと彼女はたぬきうどんをそそくさ食べ始めた。湯気で曇った彼女の顔は妖艶という言葉が当てはまった。

なんて言うか……

僕。「良いい!…」

志保「何がいいの?」

あ、考えた事がそのまま…

僕。「いえ!なんでも無いです。」

志保「ふーぅご馳走様でした!んーと…えっとなんだっけ?」

僕。「聞きたい事があって!」

志保「いいよーなになに?講義で分かんないとこでもあるの?」ニコニコ


何故か嬉しそうだ…(笑)

僕。「講義の方は平気です。聞きたいのは歓迎会の時の事です。」

志保「歓迎会…………?!…(汗))

急に顔色が悪くなった。顔に出すぎる人だ……

志保「なんとこと?かな?っ(汗)

わかんな…いかな?」

僕。「まだ、何も言ってないですよ?

でも、まぁ。なんかあの時。焦るような事をしていたんですね。」

志保「……」

僕はあの時思った疑問をありのまま

話した。

志保「…………見られてたか…ぁぁ」

僕。「……」

…!ん…表情かなり変わってきてる…

志保「……明日、時間ある?」

急に笑顔になった…

僕。「バイトあるんで夜なら…」

志保「じゃあ、明日夜。大学のこの教室に来て。」

僕。「はい…」

志保「それじゃあ、明日!」


僕は…彼女の顔の表情の変化に

自分の顔が変化しないように必死

だった。


(だいたい…なんだあれ…こぇぇよ…

一瞬。人を殺しそうな目してたよ…)


次の日。

講義が終わり大学からバイトに向かう

途中昨日の事を思い出していた。

(何かあるのか?てかなんかもう

行きたくないわ…)

バイト中も…

(だいたい怪しい行動をするほうが

悪い…もっと注意してれば。

てか、そもそも言わなくても……

良かったわ)

店長「おーい。今日は終わっていいぞー」僕。「あざーすっ…」

(はぁ………大学まで戻るのか…

あぁ…もう要件がめんどくさい…)

それが電車5駅分の距離と僕の中では釣り合ってないんだ…

………

……

(着いてしまった。)



待ち合わせの教室に着いて、ドアのガラスの部分から中を覗く。


(あれ……いない?。早く来すぎたか?)

バーンァァァン…

(え…とあれ?何が起こった…いつの間にか教室に……ヤバい…頭が…

血…出てるのか?…)

あまりに突然のことで何があって、

何故ここいにいるのか分からなくなっていた…薄らいだ意識の中でボヤける目で次に捉えたのは彼女の姿だった…

志保「死ななかったんだね…君運がいいよ」

(何を言ってる…)

志保「私の攻撃を受けて普通の人で意識があるのはすごいよ…」

(………普通)

志保「辛いよね。すぐに殺してあげるからね…」

こっちに歩いてくる。

志保「じゃあね。えっと…普通の人。

あなたは知ってはいけない事を知っただから死んで頂きます…」

(……ムカッ…………)

自分の家の前にビルをガンガン建てられた気分になった。殺されかけてるよりそっちの言われようにイライラした

僕。「ふざぁ…ふざへんなよ…はぁ…はぁ…はぁ…普通…普通うるせぇーょ…はぁ……)

志保「……普通が嫌なの?」

僕。「はぁ…嫌だね…普通が好きなやつもいるけど…そんなん…面白くないじゃないですか…」

志保「まぁ、私には関係ないけど

ここで殺さればこの若さで死ねて割と普通じゃないと思いますよ。」

僕。「はぁ…はぁ…確かに…」

(確かにじゃねーーよ!」

志保「Mなんですか?笑…」

僕。「違うわ!!…はぁ…はぁ…ていうか

なんで殺されないといけないんですか…?」

志保「私の秘密を知ってしまったから」

僕。「…。?なんですか秘密て?僕はどんな近道をしてるのかって考えて

先日、聞いただけですよ……

志保「え、あ、あそうなのね……あ…えっと」

顔が真っ赤でもじもじしだしてる……凄く可愛い……

志保「それでも…、もう貴方には居なくなってもらいます。私が人ならざる力を持っているのはわかってしまったのだから…」

(はいぃ……理不尽過ぎる…まぁ確かに何か秘密があるんじゃないかとは思っては居たけど…てか、この人頭が悪いな…)

僕。「(笑)……ふっっ…分かりましたよ。殺されますよ…その前にささやかなお願い…聞いてくれますか?…」

志保「…いいですよ…なんですか?」

僕。「おっぱい…揉ませてください……」

志保「へっ!?……え?何を言ってるの?笑そんなこt…

僕。「そんなことじゃない!!!はぁ…はぁ…僕はね。入学式の時あんなことされてからその胸を触りたくて仕方ないですよ……」

志保「……酔ってて、凄いことしちゃってたんだ……それは確かに私のせいよね……んん…………はぁ。ぃぃょ」

僕。「え…いや。本当ですか…」

志保「いいわよ。早くしましょう…

流石にかわいそうだからそれくらいなら願いを叶えましょう…」

(キタァァァァー…すっげキツッいけど触れる。触れる。touchできる…)

僕。「じゃあ、…いきます」

刹那。コンマ1秒でふと正気に戻る

(触れるけどこの後殺される…)

2秒目には選択肢が頭で4つ出来た

1.このまま、ガッッリ触り、後にしっかり殺される。

2.触らず話をもう一度して殺されないように努力する。どうなるか不明。

3.触ったついでに犯す。この場合後がどうなるか、不明。

4.相手が特別だと分かってても

男と女。力ずくでなんとかする。

できるか不明。

(…………)


3秒後これらの工程を得て実行に移す

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