陽炎
陽炎が燃やしにくる
肌は傷だらけだ
色のない揺らめきに
飲み込まれる
気の触れた放火魔
焦れて顔を歪める
命が炎えている
渦巻いて 消えては
また生まれ堕ちる
この熱さのように
陽炎が叫びをあげる
声なんて出ない
色のない揺らめきは
儚く堕ちる
気の触れた放火魔
口を歪め泣き叫ぶ
命が燃えている
渦巻くことも出来ず
消えて亡くなる
この熱さもまた
軋みをあげる 火傷は消えない
お前に俺が見えていたか
命が燃えている
渦巻いて 消えては
揺らめくには遅い
あの熱さ もう一度
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます