白百合

鮮やかに 血が滴る

真珠の肌に 堕ちれば

百合の花が 脳から堕ちる


花や花や もいで千らすや


貴方を 想うは 大きな花弁

忘れる事は 亡いでしょう

狭い花瓶は 砕いて飲み込む


花や花や もいで千らすや


微笑んでいたことは

忘れて 仕舞えば いいでしょう

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る