鳥居をくぐった


鳥居をくぐった。

赤い鳥居。


鳥居ってなぜ、あんなにも存在感があるんだろう。

神聖なような、不気味なような、妙な存在感をもって、佇んでいるんだよなぁ。


くぐると、何かが起こるんじゃないかという不安と期待の入り混じったような気持ちになる。

実際にはくぐったところで何も起こらないし何も変わらない。

けれど実はそれは僕が気付いてないだけで何かが起こったり変わったりしているのかも、とか妄想してしまう。

そういう不思議な魅力が鳥居にはあると思う。

雷門をくぐる時とも、凱旋門をくぐる時とも(くぐったことないけど)違う、独特の感覚があるんだと思う。



鳥居をくぐったら、僕は別の世界線にいた……。

そんなSFがあってもいいんじゃないだろうか。


鳥居の出てくる、良い作品があったら是非僕に教えてください。



つまり何が言いたいかというと、鳥居は素敵だってこと。

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