理系女子大生のESを添削してみた before2

1日30食という目標販売数がありましたが、15~18食が限界でした。その原因は、名前の知られていないメニューは頼みにくく、「本日はスペイン風のカルパッチョのセビーチェがおススメです!」と勧めるだけでは足りない点だと考えました。そこで、柑橘系の香りがするスッキリした味わいであることを説明したり、こだわった材料の話をしたり試行錯誤しましたが、25食が限界でした。しかし、私自身がお客様として来店してみたことで、速く出てくるメニューは来店してきた勢いで頼みやすいと気づき、「前菜にお勧めです!」と付け加えたことで目標販売数を達成することができました。


最初に「現状を分析して、改善していく」ことが強みとして挙げられていました。

上の内容は、その強みと同じになっているでしょうか?


この内容の大半は、接客をしている書き手が、お客様との会話を工夫しようと

もがいたということで占められています。


しかし、現状を分析しているかと聞かれると、う~んと言わざるを得ません。


構成から考えると

セビーチェおすすめ!って言っても売れないよなぁ…

柑橘系の香りを押してみよう!

こだわりの材料を勧めよう!

前菜って言ってみよう!


という流れになっています。


この文章からだと、読み手は

「書き手が言い方を工夫することに努力した」という印象を抱くのではと思います。


しかし言いたいことは、現状分析をしたことです。


ということは、もっと、

お客様のどのような仕草を分析したのか?

自分の接客をどう分析し改善したのか?


といった、自分の分析した内容を書かなければ、

伝えたいことが伝わらなくなってしまいます。

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