魔生機甲レムロイド ~ 魔生機甲設定書《コルモア》

芳賀 概夢@コミカライズ連載中

あ行

i.B.I.C.《アイ・ビック》[その他]

※第一部ではまだ登場していない設定で、仮設定も含みます。


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■概要

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 i.B.I.C.は商品名(Kizumi(c))だが、ほぼ一般用語ととして定着した。

 通称「iBICアイビック(表記的にピリオドなどは省略されることが多い)」。

 B.I.C.は、「Brain Interface Chip(脳入出力デバイス)」の略で、マイクロチップと有機バイオ回路を組み合わせたもので、生体電圧で稼働。機器を脳波コントロールするための非接触型インターフェイス。

 側頭部に埋め込み、脳波の入出力を助ける。

 i.B.I.C.は、その中でも完全有機回路化に成功した製品。

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■i.B.I.C.関連歴史

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※下記の年代表記はアバウトである。


●2025~2035年:B.I.C.開発期

 当初は極秘裏に行われていた実験。

 ある投資家の多額の投資から表に出始め、新しいインターフェイスとして注目し始められる。

 このころは、脳波出力のみに対応している。脳への入力は、非常に難易度が高く、リスクがあり、また成功したとしても倫理的な問題も危惧された。


●2035~2037年:B.I.C.第一次ブーム

 一部の人間の間で、B.I.C.の使用が流行り始める。


●2038年:超自然災害


●2045~2050年:B.I.C.第二次ブーム

 B.I.C.は一般化され、10才前後になるとB.I.C.の埋め込み手術をするのが普通となる。

 また、一般化されたものは出力専用であったが、一部の認定研究機関で入力に対応したB.I.C.も作られる。

 出力のみのB.I.C.をつけている人間を「アウター」、認定研究機関の入出力対応B.I.C.をつけている人間を「イオター」と呼ぶようになる。


●2047年:i.B.I.C.の開発開始

 ※研究自体は数年前から行われていたらしい。


●2050年:越谷異変

 認定外イオター大量発生。


●2051年:東京地下迷宮発生

 イオター公式化。


●2057年:i.B.I.C.正式発表


●2096年:B.M.R.S.稼働


●2099年:東城世代セダイがトラントランする

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■参考:Bio Interface Cell(C-BIC)

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 B.I.C.と同じ略称になるが、内容が違う。

 呼称としては「バイオセル」「セル」などあるが、一般の間では「C-BICシビック」と呼ばれる事が多い。

 生まれたときからある、B.I.C.の機能がある細胞である。

 天然同士では、共感機能があるという噂もある。

 2080年代に生まれた子供から発見され始めた。

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