グランダルシア クロニクル

Roimy Zomsa

自分そして世界

ローザンヌ王家の王女

はいお母様

彼女は成人を間もなく迎える


明日は成人の日ね今日は剣の練習はこの辺で終えておきましょう。

明日はあなたの初陣なのだから

養母はそう言う。


私の名前はフローライト・リール・ローラル、ローザンヌ王家の王女として育った、私はどこで生まれたや親が誰かそれを周りに聞いても皆口を揃えたように閉ざすんだ

理由はわからない、しかし明日に備えようかな。


時間は進んで翌日


作戦開始前の代表による演説にて

我々ローザンヌ王国の生活を脅かし、侵略行為を行う彼らソフィア王国の人は殲滅すべき存在、そこにいたらすぐに殺せ。

では、皆の者健闘を祈る


そして作戦は始まったソフィア王国に奪われた旧都を奪い返す作戦のようだ


もしや彼女は... ソフィアの兵士の長はそう言う。


彼女は私に任せろ、お前らは他の兵を食い止めろ


まさかこんなところで合うとは

兵士の男はそういう


何を一体。

私はとっさそう言う。


二人は剣を交わす、そして私はその兵の剣を弾き飛ばす

何も武器を持っていないその兵を斬り殺そうとした


殺せよフローライト・リール・ローラル


私は驚いたその兵は私の名前を知っているようだ

なに!?


さすがはソフィア王家の跡継ぎとして選ばれるはずだった者だな


何を!?ふざけたことを言うな 私はローザンヌ王国の王女だぞ

私はそう叫ぶ


そう教え込まれたのか、無理もない、貴様の親が何者で貴様がどこで生まれたか、そして世界がどういう状況なのか、真実が知りたいならソフィア王国の首都に来い。

もちろんここで私を殺してもいいがな、何をどうするかはもはやお前自身の判断に任せるしかないからな。


私の中の何かが揺れ動いたそう言う事しか言えないが当時私はまさにそうだった。

殺意や戦争に勝とうとかそういったことはどうでも良かった、ただその時私は、自身が何者か知りたいその欲望だけだった。



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