第22話
身動きが取れないまま彼女?が話始めた。
『あ、あの』
「何でございましょう」
声はとっても可愛いんだけど。
『せいめい君ですよね?』
「そうですが」
何時の間にやら喋る蛇の尾に身体をグルグル巻きに絞められながら会話するって、何この奇抜な絵面?
ちょっとずつ身体中からミシミシ聴こえ出してるんですが。
『好きです!付き合ってください』
・・・・・・・・・・・・・グギャ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その音とともに俺の記憶もそこで途切れた。
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