第37話
ユニコーン族の城の前で100体以上のジャンドゥのストライクランダーと戦っていた俺達だったが、ハニッサさんの機体が遣られて仕舞った!その時空からダークエルフ達、地上からはアンファングの民兵達が助けに現れ、其と同時にエルティナとライケンさんがリザードマン達を引き連れて来た!きっとダークエルフ達との和解が成立したんだな。
「遅くなって済まないで御座る!」
「エルティナ!」
エルティナ達はジャンドゥの歩兵達の掃討に出た
「リザードマン達に遅れをとらぬで御座るよ!各々方!出陣で御座る!」
とブラークさんがユニコーン族の剣士達と出陣した。
エルティナとブラークさんの一騎当千降りは見事だった!
半数以上を失ったジャンドゥは撤退し始めた。
「ガイバーン!ハニッサさん!」
「うむ!」
「解ってるぜぇ、空飛ぶ船の拿捕だなぁ?」
俺達はディーナさんの依頼通りジャンドゥの空中強襲揚陸艦を拿捕した。そしてジャンドゥの強襲揚陸艦の操作を簡略化して彼女等に渡した。
「では私達は天井界に行き、獣魔の本拠地に在る円陣で、異世界の女性の魂を宿しに参ります。」
「俺達は一旦、ホージョー邸に戻ります。ホージョーさんを安心させたいので。その後は貴女方に合流します。」
俺達はディーナさん達と分かれ
ホージョー邸に戻った。
俺はホージョーさんの自室に一目散に行った。元に戻ってるか心配だったからだ。
トントン!
ガチャッ!
「ホージョーさん!」
「あら!?空渡さん!名前で呼んで下さらないの?」
「あ!いやぁ~あれはつい勢いで言って仕舞ったと言いますか~・・・・」
「まあ良いですわ。」
ホージョーさんは少し怪訝沿うに言った。
「其より俺はホージョーさんが元に戻ってるか心配でしたよ!」
「あら?私の事を心配して下さるのかしら!?嬉しいですわ!」
ホージョーさんは笑顔で言った。
「ホージョーさんが突然軍曹の人格に成ってびっくりしましたよ!」
「其の時レーナさんが取り乱したとか、其の可愛い姿を見て見たかったですわ。」
「御嬢様!」
とレーナさんが恥ずかし乍顔を赤くしていた。
全くこの人は・・・・
そして後から皆が入って来て
「よ~、空渡よ~、早いな~そんなにお嬢の事が心配だったのかぁ~んー?」
「勇太!赤く成ってる!」
「大切な人をまた失いたくは有りませんしね?」
「止めてよ~皆~。」
ハニッサさん、クローディア、リディアンさんと、からかわれて仕舞った。でもリディアンさんの一言でエトランジュの事を思い出して仕舞、真顔に成ったんだろうリディアンさんが
「あ!御免なさい・・・・」
「大丈夫だに!あたちが居るだに!」
とニャーニャが抱き付いて来た!
「ありがとう!ニャーニャ!」
と俺はニャーニャの頭を撫でた
するとニャーニャが笑顔で喜んでいた。和むなぁ~
「所で空渡さん!また行かれるのですか?」
ホージョーさんが真剣な眼差しで言った。
「はい、ユニコーン族やアンファングの民兵、ダークエルフ達、そしてリザードマン達が一緒とは言え、ディーナさんは完全では無いので心配です。」
「勇太!ユニコーン族の連中が付いてるから大丈夫さぁ。」
突然ガラナが話して来た。
「ユニコーン族のお姉さん達は千年前の獣魔の大戦でエルフ達と戦い抜いた英士達だよ勇太。だから大丈夫だよ。」
とクローディア
「ユニコーン族の彼女等はエルフ族との盟約によりあの地でアンファングを守っています。其の理由は千年前の獣魔との大戦でエルフの戦士達に助けれ、かつてのエルフ達の故郷のアンファングを守っているのです。そしてアンファングには休眠状態のエルフの戦士がいるのですよ。」
とリディアンさんが説明してくれたら。
「そうだぜぇあの姉さん達はエルフの姉さん達と戦い抜いた栄志達なんだぜぇ。」
とハニッサさん
「あたし等の様な半端者とは訳が違うのさ。」
とガラナ
「解ったよ皆、俺は此所に居るよ。」
俺は皆に歩出されホージョー邸に残る事にした。
「皆さん有難う御座います!」
とホージョーさんが感謝していた。
「所で何でユニコーン族の皆とかダークエルフやエルフは女の人しか居ないんだ?」
と俺は疑問に思ったから皆に聞いてみた。
「おいおい空渡よぉ、今更其を聞くかぁ?」
「聖獣達は獣魔の呪いで男が産まれないだよ。あたし等ダークエルフも半分は聖獣だからねぇその対象さぁ。ハニッサを見れば解るだろ?」
「おいおい!其はどお言う意味だガラナよぉんー?」
「うむ!私は納得出来る理由だな!」
とブレスレットのガイバーンが言った。
まあ何と無く解るけど、言ったらド突かれるなぁ。
「兎に角、今日の所は此所でゆっくり休んで下さいね。」
とホージョーさんに促され俺達はホージョー邸で休む事にした。
ーーーーーーーーーーーーー
ある日ホージョー邸の庭で
「ガイバーン!この間戦闘は激戦だったなぁ。」
「うむ!中々に激しかったなぁ勇太よ。」
「ハニッサさんが遣られた時は、只事じゃない雰囲気を、ただ寄せて居たぞ、ガイバーン!」
「ただ、”友”の為に戦っただけだぞ、勇太。」
「ガイバーン!その”友”のイントネーションだと”強敵”こっちに成るぞ!」
「何と!本当か勇太!」
「うん!其に何で其処だけ声が、神〇明さんなんだよ?」
「友と言う時はこうする事が礼儀だと、マイヤー隊長が教えて呉れたのだ!」
「あの人はまたズレた事教えて!」
「うむ!しかしダ〇スケ。
漢は、細かい事を気にする物ではない。」
「誰がダ〇スケだよ!」
「またアンタ達は訳の解らない事を話してるのさ?」
またガラナに突っ込まれ俺達は
また、力無くハモッて謝った・
・・・・
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