第155話 あのポーズとはなんぞや


 はいこんにちは。

 なんやめっちゃ暑くなったかと思うたらめっちゃ寒くなるという体のついていかん日々ですが、みなさまお変わりないでしょうか。


 今回は土曜日の朝、ちょっとあったことのご報告です。

 よろしかったらまたおやつの時間にでも見てってくださいな~。


 さてさて。

 平日はいつも大体五時半ぐらいには起床する私ですが、この土曜日は六時半ごろに目覚めまして。

 ちょろっと洗面所へいってもどってきましたら、ベッドルームの前でなんや手を広げてる人がおる。


 言わずと知れたダンナですな。

 朝のハグを求めてそこで待っておったらしい。

 それがなんや、どっかで見覚えのあるようなポーズでして。


「なにその、リオデジャネイロのキリスト像みたいなポーズ」


 そう!

 あの有名な、南米の国の山の上にある巨大な像、ありますやん?

 ちょうどあんな感じやったんですよ。

 いや、腕はもうちょっと斜め下にさげてたけども。

 ほうしたらダンナ、急にその腕をばたつかせはじめまして。


「レッサーパンダの威嚇やで」


 なんや「シャー! シャー!」とか言うとる。

 ……なんなん??

 いや、まあでっかいキリスト像よりかはそっちのんがかわええけども~。


 え? そんでハグはしたのかって?

 そりゃまあ一応してあげましたよ。 

 せんかったら泣くもんね!


 ちゃんちゃん。


 ……と思ったけど、ちょっとおまけ。

 「泣く」でいま思い出しました。

 先日、体調が悪くてしんどかった数日間、いつもは作ってくれるお弁当をさすがにダンナも作れなくてですね。


 ダンナ「ごめんね」って言うので、

「ええよええよ、そんな無理せんと。しんどいときは休まんと~」

 って答えて、自分で行きがけにテケトーに何か買って職場へ行ったのですが。


 体調が回復してからダンナ「お弁当つくれなくてごめんね」ってまた言うので、


「いやええってば。しんどい時は無理したらあかんてば」


 って言うたら、


「いや、だって。『お弁当ないよ』って言ったら君、悲しそうな顔するやん」


 って言われてもた。

 ……え? そんな悲しそうな顔してた??

 自分じゃよくわからへん。

 久しぶりにコンビニのサンドイッチとか買うて、わりと楽しく過ごしていた記憶しかなかったもんで、意外でした~。


 いやいやいや。

 参りましたわ~。


 ではでは!

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