　今日(※執筆時)も地元はサラッと晴れています。室温は執筆時で３５℃。残暑が厳しいザンショな日々が始まりましたな。むう、乗り越えねば。

　昨日は関東で大気の状態が非常に不安定になり、埼玉で１時間に１００ミリを超える猛烈な雨が降りました。東京都心でもゲリラ雷雨になり、練馬でも１時間に５０ミリ以上の滝のような雨と落雷も多数発生したようです。この世の終わりのような天候だったのだとか。今後もこう言う天気になる事があるのでしょうか……。

　では、オリンピックの話題。レスリング男子グレコローマンスタイル６０キロ級で文田健一郎選手が金メダル、スケートボード女子パークで開心那選手が２大会連続の銀メダル、レスリング女子６８キロ級で尾崎野乃香選手が銅メダル、レスリング男子グレコローマンスタイル１３０キロ級で金メダルになったミハイン・ロペスヌネス選手が夏季オリンピックの個人種目で史上初の５連覇を達成してシューズを置いて会場を去ったり、競泳男子平泳ぎ１００メートルで銀メダルを獲得したアダム・ピーティ選手が選手村の料理から虫が出たと不満を爆発させたり、体操女子種目別ゆか決勝で採点の見直しでルーマニアの選手が４位になった事でルーマニア首相が閉会式のボイコットを表明したり、オリンピック参加選手の間でコビッド１９が流行っていたりと、様々な話題がありました。

　さて、昨日は、中国が独自のネット通信網を構築するための衛星の打ち上げに成功して数万基の衛星打ち上げ計画を立ち上げていたり、小池京都知事が神宮球場で始球式に臨んだ際に左膝関節を剥離骨折したり、三重の亀山市で川で溺れかけた友人を助けようとした男子高校生が亡くなってしまったりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、８月９日に行われる長崎の平和祈念式典で６ヶ国の駐日大使が一斉に出席をボイコットしたと言う話題です。国際問題、難しいですね。

　８月９日(※執筆時)に長崎市で行われる平和祈念式典にアメリカ、イギリス、フランス、イタリア、オーストラリア、カナダの少なくとも６ヶ国の駐日大使が欠席する意向を示している事が分かりました。

　長崎市がパレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルを式典に招かなかった事がその理由で、アメリカ政府関係者は「この件を政治問題化したくない」とコメントしています。

　６月１９日に、日本を除くＧ７の駐日大使が連名で長崎市長に「式典にイスラエルを招かない事はロシアなどと同列に扱うようなものだ」と懸念を伝え、招待するよう呼びかけていたのだとか。

　長崎市の式典にはアメリカ政府から領事が出席し、エマニュエル駐日大使は、東京都内で行われる原爆犠牲者の追悼会に出席するのだそうです。

　西側諸国にとってイスラエルは特別な国なので、連名で特別扱いしろと圧をかけてきたのですね。それに対して長崎市長がＮＯをつきつけたと。この長崎市長の対応への反応をツイッターで見る限り、長崎市長を応援する声が多かったです。多分ネット上では同じような傾向になっているのではないかと思います。

　事前に警告している以上は西側諸国の反応もまぁ当然の流れですよね。それはそれでいいのではないかと思います。

　長崎市長も覚悟を決めてこの決断をしたのでしょう。平和を祈念する式典に戦争の当事国を招待するのは筋が通らないと私も思います。戦争はある意味どちらも善ですし、どちらも悪なのです。ロシア扱いはヤメレと言う主張ですけど、ある意味ロシアと同じですものね。ならばイスラエルも呼べないでしょう。

　本件が話題になる事で平和について改めて考える人が多くなるといいですよね。

　この記事に対するコメントでは『長崎市がパレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルを式典に招かなかった事がその理由～間違った判断ではありません。寧ろ評価すべきです』とか『長崎県は素晴らしい判断をした、Ｇ７各国の本質やら気持ち悪さが明るみになった』とか『アメリカは何故この時期に広島長崎で平和式典が執り行われているか、理解しようともしないのだろう』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、この式典の意味を８０年近くたった今でも全く理解していないんだねとか、欧米各国の判断を尊重するよと言うコメントもありましたね。

　一覧では長崎市長は正しい判断をしたと言うものが多かったです。勿論イスラエルの立場を支持するものもありましたけど、数は多くなかったですね。

　日本は外圧に弱いと言われてますけど、通さないといけない筋は通す。これは大事な事だと思います。世界が平和になりますように。