2024年2月

非常ボタンを押したのに……

 今日(※執筆時)の地元はアッーと曇ってます。室温は執筆時で16℃。今日はこの数値が納得出来るような体感温度です。ちょい肌寒いかな。

 昨日は西日本を中心に所々で雨が降りました。夜にかけて九州~東海の太平洋側を中心に雨のエリアが広がったようです。東京都心は最高気温が14.1℃まで上がり、3月中旬並みの気候に。都内では1月上旬から微量のスギ花粉が観測され始めているようですね。もう春の風土病じゃないですな。ぶえっくし!


 皆さんは自動車、乗ってますか? 自動車と言えば日本の主要産業のひとつですよね。新車の輸出台数の世界一と言えば長い間日本でしたけど、ついに首位から陥落してしまいました。代わりに1位になったのが中国。EV車で世界一新車が売れたのだそうです。まだお高いのにすごいですね。

 時代はEVと言わんばかりの勢いですが、色々と問題も噴出しております。果たして、来年も中国がその座に君臨しているのか注目していきたいところですな。


 さて、昨日は、山梨県が今夏から導入を検討している富士山の通行料を1人2000円で調整している事が分かったり、ヤマト運輸がメール便の配達などを委託している『クロネコメイト』らおよそ25000人との契約を終了したり、愛知県武豊町の火力発電所で爆発があってビルの13階部分から黒煙が上がったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、踏切に設置されている非常ボタンについての話題です。緊急事態でボタンを押したものの、電車はスルーして走り去ってしまったのだとか。


 1月24日(※執筆時)、岐阜県大垣市にあるJR東海道線の踏切内で大雪の影響を受けた乗用車が立往生しました。この雪対応のために現場にいた係員が非常ボタンを押したのですが、およそ2分後、列車は停止せずに時速約95キロで通過していったのだとか。

 乗用車が止まった場所は線路の手前だったために列車とは衝突しておらず、この件での怪我人は出なかったのだそうです。


 列車の運転士は作業のメモを確認していて、停止信号に気付くのが遅れたのだとか。発覚をおそれた運転士は、会社に報告していなかったのだそうです。


 あ、危なーい! 今回はたまたま怪我人が出ない結果になって何よりでした。非常ボタンって、押したら自動的に止まる仕組みなのだろうと思っていましたよ。ボタンを押した事が運転席に伝わって、運転士が自己判断で停止させると言う仕組みだったのですね。

 それなら、運転士が気付かないだけでボタンは無視されてしまうのも納得です。ボタンを押されても止まるかどうかを判断をするために、人が運転している感じなのかも知れません。悪戯で押される事もあるでしょうしね。


 電車が来る2分前にボタンは押されたようですけど、そこで気付いてブレーキを掛けたら電車は止まれるものなのでしょうか? ちょっとギリギリな感じはします。安全に止まれないと判断したら止まらないと言う選択肢もあるのかもですね。押すのが遅すぎて撥ねられた事故も過去にはあった気がしますし。

 今回はタイミングが悪かったと言う事で。今後はこう言うミスがない事を願うばかりです。運転士さんも大変なお仕事ですね。


 この記事に対するコメントでは『非常ボタンが押されたら自動で止まるんだと思ってたわ。まさかの手動だったとは。その程度の技術力だから自動運転も出来ないのね』とか『手動で止めている事にビックリだ』とか『非常停止ボタンってATSと連動していないの?』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、被害がなくて良かったとか、非常ボタンを押しても停車しないなら意味がないと言うコメントもありましたね。


 一覧では、手動で止めている事に驚いたと言うものや、自動で止まるようになってないの? と言うものが多かったです。メモって走行中に見るものなの? と言うものもありましたね。

 運転中はしっかり前を見て運転してもらいたいところです。これは自動車も一緒ですね。私も気をつけねば。

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