　今日(※執筆時)の地元はシュッと曇ったり晴れたりです。室温は執筆時で３１℃。日差しが弱いので割りと快適な雰囲気ですよ。

　昨日は西日本は晴れて厳しい残暑になりました。最高気温が広島市で３７.４℃、高知市で３７.３℃など記録的な暑さに。関東北部では雨雲が発達して、栃木では記録的な大雨になったのだとか。更に発生したばかりの台風１３号の進路が関東直撃コースらしいです。どうか進路がズレて行きますように。

　皆さんは修学旅行はどこを巡りましたか？　東京都の港区では、来年度から区立中学校の修学旅行を海外で実施すると発表しました。言語の重要性を認識すると共に、異文化を体験して国際理解を深める事が狙いなのだとか。最初に選ばれた旅行先はシンガポールなのだそうです。

　高校の修学旅行で海外に行くお金持ち学校は以前からありましたけど、公立の中学でそれを実行するとは流石は港区ですな。どうかいい思い出が出来ますように。

　さて、昨日は、岸田首相が今月実施する内閣改造・自民党役員人事について「タイミングは今現在決まっていない」と述べたり、政府が身寄りのない高齢者の入院時の身元保証や葬儀などを一手に引き受ける民間サービスでトラブルが相次いでいる事を受けて調査に乗り出したり、アメリカでバーガーキングがメニューの写真よりも実際のハンバーガーが小さくて騙されたと訴える顧客の集団訴訟に直面していたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、入院患者と医師が売り言葉に買い言葉になって患者が苦痛を覚える結果になったと言う話題です。どうしてここまでこじれちゃったのかしら。

　９月４日(※執筆時)、大阪府警はコビッド１９の患者の人工呼吸器を２分間止めた府立中河内救命救急センター勤務の医師の男（５０）を暴行の疑いで書類送検したと発表しました。府警は検察に判断を委ねる『相当処分』の意見を付けたのだとか。

　この医師は２０２１年の３月２９日、入院していた当時６０代の男性患者の人工呼吸器を２分間止める暴行を加えた疑いがあります。この行為で男性は呼吸の状態が悪化したのですが、後に回復したのだとか。

　医師と男性は人工呼吸器の装着方法を巡ってトラブルになっていたようです。医師が筆談で「呼吸器がないと無理やから、呼吸器止めてみます？」と投げかけると、男性が「止めてみろ」と応じたのだとか。医師は府警の調べに「それ以外の選択肢がなかった」などと供述したのだそうです。

　２０２１年の１２月、センターの運営法人は「故意に苦痛を与える行為で重大な倫理違反がある」と言う事で、医師を戒告の懲戒処分にしたのだとか。一方、医師は処分の無効などを求めて大阪地裁に提訴しており、現在係争中なのだそうです。

　この売り言葉に買い言葉、一体そこに行き着くまでにどんなやり取りがあったのでしょう。２年前の話ですし、多分当時も記事になっていたはずです。なんか読んだ記憶がありますもの。その行為に対して警察が処分を下したのが今と言う訳なのですな。時間、かかりましたねえ。

　医師が患者を殺しかけると言うこの行為、確かに悪質です。ただ、患者も我が強かったのでしょうねえ。

　患者は少しでも楽になりたいし、医師は患者の望みをいつも１００％叶えられる訳でもありませんから、小さなトラブルはきっと日常茶飯事です。患者も医師もその時々に合わせて上手く妥協するべきものですのにね……。お互いの相性も良くなかったのかも。

　病院としては患者を危険な目に遭わせた以上、厳しい処分をするのは当然の話です。それが裁判沙汰になってしまうのですから、医師側もそれなりの問題を抱えているのかも知れません。

　この記事に対するコメントでは『患者がアレだと医者は苦労するんだよな……』とか『患者様本人が止めろと言ってるのにその意向に逆らえと？　バカじゃねえの』とか『争いは同じレベルの者同士でしか発生しないを地で行く話？！　被害者と医者の間にどんなやり取りがあったのか知らんけど、売り言葉に買い言葉の対応だったら、医者は軽率だったとしか言えないね……』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、これは通常の手順でもあるとか、これは患者が馬鹿なだけと言うコメントもありましたね。

　一覧では、医師の取った行為に賛否両論となっておりました。患者がワガママでも医師は命を守らなきゃと言う意見に私は賛同しますけどね……。

　とは言え、問題患者への対応は看護師さんもお医者さんも苦労している事でしょう。せめて私達はあんまり迷惑をかけないようにしたいものですね。