ガソリン価格……やはり減税はしない模様……

 今日(※執筆時)の地元はぐぬぬと曇りのち晴れな感じですね。室温は執筆時で33℃。ちょっとぬるいと言ったところでしょうか? 雨降るなら降って欲しいなあ。

 昨日も暑さの記録を更新した所がありました。京都市や仙台市で猛暑日日数の最多記録を塗り替えています。それと、総務省消防庁が今年7月の熱中症搬送数が史上2番目の多さになった事を発表しました。暑い日が続くとそうなりますよねえ。


 岸田総理が自身の支持率が低迷している事に関して「色々な国民の声を丁寧に伺いながら、先送り出来ない課題にひとつひとつ答えを出していく方針で努力を続けていきたい」と語ったのだそうです。

 その答えが支持率を上げていないのですけどねー。今後はどうなりますやら。


 さて、昨日は、政府が処理水の海洋放出に絡んで中国から日本国内への嫌がらせ電話が相次いだり中国国内で日本人学校への投石事件が起きたりした事を受けて中国側に抗議した事が分かったり、東京電力が処理水の海洋放出を始めた8月24日からの4日間で中国から6000件以上の電話を受けている事を明らかにしたり、外務省が処理水放出を受けて中国で『多数の抗議、嫌がらせ行為』が発生しているため中国への渡航・滞在を予定する邦人に注意を呼び掛けたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、値上がり続けているガソリン価格についての話題です。結局政府は今までと同じ誤魔化しを続けるみたいですね。何故減税に踏み切れないっ?


 政府・与党は、ガソリン価格高騰に対する激変緩和措置について、9月から補助を拡充し、当面の想定小売価格を1リットルあたり180円未満に抑える方針案を固めました。この措置は年末まで続ける予定で、公明党と最終調整した上で決めるのだとか。

 現行の措置は9月末に期限を迎えるため、岸田首相が対策をまとめるよう指示していたのだそうです。8月29日に自民党内で議論する予定なのだとか。


 政府は昨年1月に1リットルあたり上限5円の激変緩和措置に着手。補助の延長や拡充を経て、10月にはゼロにする方針でした。ただ、そこでガソリン価格が更に高騰。経済産業省によると、レギュラーガソリンは過去最高値を記録した2008年8月の185.1円が目前に迫る水準になっています。


 えー、ガソリンってむっちゃ税金がかかってるんですよね。まず、ガソリン税。これ自体も上乗せされています。本来は28.7円が53.8円に。更には石油石炭税、更に温暖化対策税、そこに消費税まで加わります。二重課税です。それにより1リットルあたり約60円が税金になっているんですよね。

 つまり、減税をすればガソリンの値段は下がります。簡単に。そのための仕組みがトリガー条項ですよね。


 トリガー条項とは、ガソリン価格が一定の基準以上に値上がりした場合に、ガソリン税を引き下げて価格の安定化を図る目的で2010年に導入された制度。発動条件は『1リットル160円を3ヶ月連続で超えた場合』です。けれど、トリガー条項が導入された翌年に東日本大震災が発生してその復興財源を確保するために条項が凍結されたために今でも発動出来ないのでした。

 そのため、政府はまた補助金を石油会社に出して安く売ってもらうと言う、今までと同じ事をしようとしているんですな。


 この記事に対するコメントでは『トリガー発動さすか、消費税を廃止したらいいんだよ。公務員の給与を下げろ特に政治家と官僚の』とか『税金を下げれば簡単なんだけど一度あげたら廃止や下がる事がまずないのが日本の税金』とか『支持率対策のセコイ補助金より、二重税率と暫定税率解消しないと意味がない。国民を馬鹿にした政策は辞めた方が良い』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、補助でなくて税金なくせよ一とか、上乗せ分はこの際廃止すりゃいいのにと言うコメントもありましたね。


 一覧では大体皆さん同じ意見でした。補助金を出すより税金を何とかしろと。補助金も税金ですので、ある意味増税なんですよね。何か無駄な事をしているみたいで。減税は色々手続きやら根回しが面倒なので動きが遅いようですけど、本当マジで検討して欲しいですね。税金取りすぎですもん、ガソリンって。

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