お馬さんも暑さには勝てなかったよ……
今日(※執筆時)も地元はモヤッと雨のち曇りです。室温は執筆時で31.5℃。この天候は台風の影響でしょうけど、進路がズレたので勢いが弱くて良かったです。
九州では今日から10日にかけて台風6号の影響で大荒れの天気になる予報です。九州南部を中心に記録的な大雨になる恐れがあり、また暴風、高波、高潮などに厳重な警戒が必要なのだとか。どうかどこにも大きな被害が発生しませんように。
国立科学博物館が標本や資料の収集や保管の費用を集めるためにクラファンを始めたのだそうです。午前8時にサイトを開設したところ、午後5時過ぎには目標金額の1億円を達成したのだとか。寄付の募集は11月5日まで続けるのだそうです。
これってお国がお金を出さずにケチってるって事ですよね。国の文化財を国家予算で守れないのはあかんですよ! 博物館が民間に寄付をお願いするこの状況、政府は恥を知って欲しいですね。
さて、昨日は、人事院が2023年度の国家公務員の給与について行政職で月給を3869円、ボーナスは前年より0.1ヶ月分引き上げるよう国会と内閣に勧告したり、厚生労働省が全世代を対象に実施する追加接種を9月20日から開始する方針を決めたり、静岡県が医療逼迫の恐れがある程感染者が増加している事を受けて独自の『感染拡大警報』を発出したりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるのは、連日の暑さで伝統の祭りが大変な事になっていると言う話題です。ここまで来たらもう開催時期をずらすしかないですよね。
8月7日(※執筆時)、福島県南相馬市は7月29~31日に開かれた国指定の重要無形民俗文化財『相馬野馬追』で、熱中症やその前兆の症状が出て救護所で対応した騎馬武者と観客が同市内で計83人と、昨年の約4倍になった事を発表しました。この内の11人が救急搬送されたのだそうです。この他、馬111頭が『日射病』になり、2頭は亡くなってしまったのだとか。
市によると、
野馬追は猛暑の影響を避けて開催時期を春や秋にずらす検討が始まっていますが、少なくとも来年は従来通り7月末の開催を予定しています。ただ、相馬野馬追執行委員長の門馬市長は「もっと早く見直せないかと言う声もある」と、開催時期の変更が前倒しになる可能性にも言及していたのだとか。
野馬追いは1000年余りの歴史があり、福島県北部の相馬地方を舞台に武者行列や本祭り、神事などが繰り広げられます。明治時代以降は7月に開催され『東北の夏祭りの先陣を切る』との謳い文句も定着しているのだそうです。
今年参加した騎馬武者は、昨年より24騎多い361騎。今年は感染対策のない本格開催になり、3日間の観客数は昨年を15%上回る12万1400人になったのだとか。
いやはや、この暑さの中での野外イベントは命懸けでございますな。今年がこんな有様なのに来年も同じ時期に開催しようと? アホなのかな? 学習能力がないのかな? 炊飯器以下ですよそれは……。今年の惨状を考えれば来年は時期をずらそうと決定するのが当然の流れですよ。
今年むっちゃ儲かったから来年も同じ時期にやろうだなんて、金の亡者としか思えません。人の心とかないんか……。
別にお祭りを廃止しろなんて言いません。人も馬も倒れるイベントを暑い時期に強行しようと言う事に異議を訴えているだけです。お馬さんが亡くなっとるんやで。そんな状況で素直に楽しめないでしょ。いくら伝統のお祭りだからってさあ。
人間はロボットじゃないんですから、状況に合わせて臨機応変に変えていくべきです。もっと暑くなったらお客さんだって集まりませんよ。死にたくないですもん。
この記事に対するコメントでは『可哀想にな。喋れないしさ』とか『これテレビでやってたけど、開催時期をずらす事への反対派が過半数もいる事に驚きました。伝統より命でしょう』とか『当然、夏の高校野球も中止で』などの意見が多くの支持を得ていました。
他には、伝統行事だからって言ってる人を馬の代わりに使えばいいんじゃない? とか、夏に弱い馬を酷暑に走らせるなんて虐待ですと言うコメントもありましたね。
一覧では真夏の開催にこだわるべきではないと言うものが多かったです。私も同感ですよ。お馬さんが亡くなってもうてるんやで……。もう潮時って事や。
秋だって秋祭りの時期ですし問題ないと思います。主役はお馬さんなので、お馬さん第一でお願いしたいですね。
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