みかじめ料……まだそう言うのが残ってたんだ……

 今日(※執筆時)の地元は曇ったり晴れたりです。室温は執筆時で18℃。今日は全国的に暖かくなると言う話ですが、地元はそうはならんみたいですね。

 昨日は全国的に雨で全体的にひんやりしていたようです。今日は4月上旬並みの気候になる地域が多い模様。桜前線ですが、仙台まで届いたのだとか。これも統計史上最早の記録になるのだそうです。


 今週は晴れる日が続くため、九州~東北の広い範囲で花粉が大量に飛散する事になりそうです。特に月曜は昨日飛ばなかった分も一緒に飛ぶので、むっちゃたくさん飛ぶのだとか。九州~関東では、ヒノキ花粉もピークに入っています。

 今シーズンの花粉飛散の特徴はピークが長いと言う事。4月に入っても万全な対策が必要なようです。


 ではまずコビッド関連の話題から。全国で6324人、東京で667人、大阪で339人の感染者が新たに確認されたり、ワクチン接種を促すために政府が設けた『大規模接種センター』が運営を終えたり、暖房機器メーカー『コロナ』がコビッド19の名称に『コロナ』を使わないよう変更を求める要望書を厚生労働省に提出したりと、私は名前が決まってからずっとコビッドと呼んでいます。何でこのウィルスだけ日本はずっとコロナコロナ言ってるんでしょうね? コビッドが言い難いならサーズ2でもいいのに。とにかく、私はコロナ呼びはしません! 周囲に続く人が見当たらないのは淋しいな。


 さて、昨日は、東京電力福島第一原発事故で避難指示が出た地域での窃盗が後を絶たない事が分かったり、名古屋のコンビニでホームレスの女性が嫌がらせを受ける動画がSNSで拡散された問題で愛知県警が10代の少女ら2人を書類送検したり、岐阜で民家の敷地内で動けなくなった車をレッカーが引き上げ中にフックが外れて川に転落して運転席の男性が死亡する事故が発生してしまったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、暴力団へのみかじめ料に対する警察とのやり取りの話題です。こう言う昔からの慣習になっているものは中々変えられないのでしょうね。


 3月24日(※執筆時)、兵庫県公安委員会は暴力団組員に毎月20万円の用心棒代を支払っていた神戸市内でラウンジを経営する女性に利益供与をやめるよう勧告しました。この勧告は県暴力団排除条例に基付くもので、女性は「10年ほど前から金銭のやりとりがあった」と話しているのだそうです。受け取った指定暴力団山口組系の男性組員(76)も勧告対象になったのだとか。


 用心棒代などとして飲食店が暴力団員に金銭を支払う行為は、各地に残る習慣。『みかじめ料』と呼ばれ、暴力団の伝統的な資金源になってきました。暴力団側からの求めを断れずに店が支払う例も多いと言われています。

 今回の勧告は、暴力団側だけではなく飲食店側にもみかじめ料の授受をやめるよう求めたもの。県警によると、勧告は3年ぶり16件目なのだとか。


 女性は昨年10月~今年1月、経営する神戸市内のラウンジでトラブルが起きた際に解決してもらう対価として、月に20万円(計80万円)を組員に渡していたのだそうです。「ややこしい客に対応してもらうためだった」のだとか。


 2011年に施行された兵庫県の県暴排条例は、暴力団と関係を持ったり、威力を利用したりしない事を『県民の責務』と位置付けていて、従わない場合は氏名などが公表されるようです。この条例は2019年に改正され、さらに厳しくなったのだとか。

 三宮地区、福原地区、神田新道地区、魚町地区を『暴力団排除特別強化地域』に指定。4地区内では、利益供与を受けた組員だけでなく、現金を渡した飲食店主らにも1年以下の懲役か50万円以下の罰金を科せるように厳罰化されたのだそうです。利益供与を自ら警察へ申告した場合に刑を減免する規定もあるのだとか。


 こう言う昔からの慣習を変えていくのは簡単な事じゃありませんよね。何せ飲食店や風俗店関係は警察より地域に密着していますから。暴力団の飯の種だけに、法律で決まってますからって簡単に拒否出来るものではありません。

 お店の側に協力を求めるのと同時に暴力団側の勢力も削ぎ落とさなくては。相手が怖くなくなれば、警察の指示にも従えるってものです。


 厄介なお客さん対応に関して言えば、そりゃあヤクザ屋さんの方が早くケリもつくでしょう。て言うか、ヤクザ屋さん自体が厄介なお客さんだったりしますからね。マッチポンプと言うか、嫌がらせを受けたくなければ金を払えと、ここらのお店はみんなそうしてきていると言うアレです。

 まずは暴力団の勢力を弱め、その上でお店に協力を求める。少しずつ少しずつですね。千里の道も一歩からでございます。


 この記事に対するコメントでは『じゃ警察は『ややこしい客』に対応しろや』とか『店主からしたら「じゃあ今後は警察が『民事だから』とか『法律的にこれが限界』とかかったるい事言わずサクサク対応して追い出して二度と来るよ来れないくらい脅してや?」かもね』とか『セコムあたりが『ややこしい客』向けにコワモテ警備員を派遣するサービスを始めてはいかがでしょう』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、だって警察があてにならないんだから仕方ないとか、公立小中学校も用心棒代払ってもタチの悪い親子から学校を守った方がいいかもなと言うコメントもありましたね。


 一覧では警察が役に立たないからしゃーないと言うものが多かったです。事件が起こってから動くのが警察ですものね……。こう言うのは用心棒専門のプロがいれば解決なのかも。体を張るので安くない料金が設定されそうですけどね。

 最近は暴力団も高齢化が進んでいますし、この問題もいずれは自然消滅かも知れません。いなくなって逆に治安の悪化が進むと言う事になりませんように。

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