そりゃカピバラさんも機嫌の悪い時はありますわ

 今日(※執筆時)の地元は雨のち曇りです。室温は執筆時で22.5℃。冷えてきましたねえ。温かい飲み物が恋しくなってきました。あたたか~い。

 昨日は関東甲信から北海道では午前11時時点で気温が15℃に届かない所が多く、午後も気温はほぼ横ばいで、東京都心では12月上旬~中旬並みの気温で推移したのだとか。きっと今日も寒いのでしょうね。秋はどこ行った?


 先日千葉県市川市の旧江戸川で見つかった遺体ですが、県警がDNA型鑑定をしたところ、9月下旬から行方不明になっている松戸市の小学1年生の南朝芽さん(7)と確認されたのだそうです。合掌。

 哀しい結果にはなりましたけど、無事に発見出来て何よりです。捜索関係者の皆さん、今まで探してくださって有難うございます。お疲れ様でした。


 ではまずコビッド関連の話題から。全国で33827人、東京で3580人、大阪で2420人、神奈川で2333人、北海道で2051人の感染者が新たに確認されたりしました。これから季節は冬に向かいますが、このまま感染者が増えるような事がありませんように。


 さて、昨日は、北朝鮮がまたミサイルを2発発射したり、香川の高松空港ターミナルビル前の市道を写真撮影のために車でふさいでいた県内在住の20~34歳の男女6人が書類送検されたり、販売目的で小型のサルをタイから密輸してその半数を衰弱死させたペットショップ経営の男が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、ふれあい展示で温厚なカピバラさんが野生の牙を剥いた言う話題です。そう言うトラブルは最初から想定しとかなあかんでしょ。残念。


 10月6日(※執筆時)、群馬県の群馬サファリパークは子供2人がカピバラに相次いで噛みつかれて怪我をしたと発表しました。園内のカピバラと直接触れあえる区域で同じ雌とみられるカピバラにそれぞれ突然襲われ、6歳の女児が全治2週間の怪我を負ってしまったのだとか。

 噛みついたとみられるのは推定8歳の雌の『ピノ』で、体長80センチ、体重40キロ。園は飼育員の常時配置はしておらず、事故発生当時も近くに関係者はいなかったのだそうです。


 9月25日の午前11時頃、家族3人で来園していた内の男児(1)が大きな声を出した際にピノが男児を転倒させ、その背中に噛みついたのだとか。この時に背中に歯形が残りましたが、出血はなかったのだそうです。


 さらに、9月27日の午後2時頃、ピノは2本足で立ち上がって女児に突然かみついたのだとか。当時は家族3人が餌の青草を与えていて、女児は怖がって離れていたのだそうです。女児は左耳から後頭部にかけて9針を縫う怪我をしたのだとか。

 園は女児を病院に搬送し、両親に謝罪したのだそうです。


 この触れ合い展示は2015年から始まったもの。飼育員は餌やりや清掃時以外おらず、最初の事故後には配置していたのですが、9月27日は小屋を掃除するため離れていたのだとか。

 ピノは事故後に隔離され、10月1日からはこの触れ合い自体を中止しています。


 いくら人に慣れている温厚なカピバラさんでも機嫌の悪くなる時はありますよね。犬や猫だって腹の居所が悪い時は暴れたり噛みついたりします。これはトラブルを想定していなかった園の落ち度ですわな。と言うか、触れ合い展示を始めて7年も飼育員のいない状況で全くトラブルがなかったと言う方に驚きです。

 ずっと問題がなかったからこそ、こう言う事が起きたとも言えるのですけどね。


 今回トラブルを起こした事で、ピノが何らかの処分を受けるような事がありませんように。カピバラだって野生の動物、怖い時は怖いと言う学びです。大怪我をした子は多分今後カピバラを怖がるとは思いますけど、そこは両親がしっかりケアをして欲しいと思います。

 こんな事故が起きてしまって本当に哀しいです。また何かの動物の触れ合い展示をするような事があるなら、今度はしっかり飼育員さんに見ていて欲しいですね。


 この記事に対するコメントでは『触れ合いコーナーは監視カメラをつけていた方がいいと思う。お客になんかされる場合もあるからさ』とか『あのね、動物って噛むものだよ。よく覚えておいてね』とか『カピバラだって、機嫌悪い時だってあんじゃんね。マナーの悪いクソガキが気にくわなかったんじゃねぇの?』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、ピノが処罰を受けませんようにとか、カピバラは悪くないと言うコメントもありましたね。


 一覧ではピノは悪くないから処分はなしでと言う内容のものが多かったです。私も同意見ですね。お子様って大声を上げたり騒がしかったりする事もあるので、動物も過剰に反応する事があるのは普通の事。

 触れ合い展示をする時は、そう言う事を踏まえて対策をして欲しいものです。

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