いつから歩行者は無敵だと誤解していた?

 今日(※執筆時)の地元はスヤリと晴れております。室温は執筆時で28.5℃。日差しはまだ暑いものの、室内はそ~でもないですね! 金木犀の香りこそまだ漂ってきませんけど、秋の訪れを実感します。コスモスも咲き始めていましたし。

 家のお隣のお隣さんの庭に金木犀の木がありますのでね、そろそろかなあと思っております。あの香りはいいものだぁ~。


 奄美市で九州最大の滝が見つかったって話があったじゃないですか。まだ名前がないので名前を公募していたと言うアレ、急遽中止になったんですって。この話題が大きくなったところで、地元の人があの滝には既に名前があるのだと名乗り出たからなんです。お役所に登録してなかっただけだったんですねえ。

 まぁ昔から地元の人に知られていたものなら名前があるのも当然と言えば当然の話で、お役所のリサーチ不足が招いた顛末でした。ちゃんちゃん。


 ではまずコビッド関連の話題から。全国で3245人、東京で537人、大阪で591人の感染者が新たに確認されたり、ドイツのガソリンスタンドでマスク着用を求めてきた事に腹を立てた客が店員を射殺する事件が起こったり、神奈川で持病のある10代の女性が感染して亡くなってしまったり、大阪の私立認可保育園で感染して出勤していた保育士の事を園長の指示で保健所に隠していた事が分かったりと、嘘を付くのはよくないですね。保育園の信用も失ってしまいました。残念。


 さて、昨日は、大阪で3歳の男児に熱湯をかけて殺害した母親の交際相手の男が逮捕されたり、千葉の整骨院に80代女性が運転する軽乗用車が突っ込んで建物を破壊して運転手を含めた3人が怪我を負ってしまったり、東京で無修正DVDを販売目的で所持していた2店の責任者ら6人が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、歩行者と原付バイクが接触した事故の話題です。この事故では信号無視をしていた歩行者が罪に問われる事となりました。


 9月22日(※執筆時)、高知県警は赤信号を無視して横断歩道を歩行中に原付きバイクと接触して運転手に怪我をさせた歩行者の高知市内の男(51)を重過失傷害の疑いで書類送検したと発表しました。男は調べに対して「早く帰りたかった」と供述しているのだとか。


 高知南署によると、男は7月15日の午後7時40分頃、高知市の国道56号で、赤信号を無視して横断歩道を歩いて渡っていたところを原付きバイクと接触。運転していた30代男性を転倒させ、左手の骨が折れる重傷を負わせた疑いがあります。

 男はコンビニで買い物をして帰るところで、自分の子供を抱えていたのだとか。男と子供に大きな怪我はなかったのだそうです。


 高知県内での歩行者の信号無視による同容疑での書類送検は過去10年間、記録がひとつもないのだとか。


 免許を取る時に、自動車教習所では歩行者が一番強いんだゾと口酸っぱく言われていた気がします。もちろん、歩行者が交通ルールを守っていればそれは正しいです。歩行者は交通弱者ですからね。それに対して車は凶悪ですので。

 それと、たとえ歩行者に過失があっても、車の方が罪が重くなるんだと教えられましたねぇ。まぁ、そのくらい気をつけろよって意味もあったのでしょうけど……。


 で、過失が歩行者にしかない場合。教習所ではそれに気付かなかった方が悪いみたいな言い方をしてましたよね。横断歩道以外でも歩行者が渡ろうとしていたら徐行しましょうみたいな。信号のある歩道でも、信号無視をするかも知れない運転をしなくちゃダメだとか。教科書通りに運転するならそれが正解でしょうなぁ。ものすごい渋滞になりますが。

 本件では、その法則がついに破られたのです。信号無視したら無視した方が悪いに決まってます! いい流れがきましたね。


 この記事に対するコメントでは『歩行者もだけど、自転車を取り締まって欲しい。自由奔放と言うより、もはや無秩序だと思う。一旦停止はしない、信号は守らない、車線をいつでもどこでも変えてくる。正直迷惑ですよ』とか『歩行者は何やっても大丈夫! 事故ったら全部車側の責任! って現状を正す第一歩になるといいね』とか『子供を抱えてるのに、車両と接触するようなタイミングで渡る!? ぶつかってよろめいて子供を頭から落としたら……と言う想像は出来ないのか?』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、こう言う歩行者はどんどん取り締まって欲しいとか、バイクの運転手が気の毒と言うコメントもありましたね。


 コメントの中には、歩行者が死亡しても同じ判断になっただろうかと言うものもありました。その場合はその場合で、また違った結果になるのかも知れません。ただ、今回はそうではありませんからね。

 今後も、過失のある方が罪に問われるようであって欲しいものです。

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