よーしそのまま引っこ抜けぇ……うわあああ!

 今日(※執筆時)の地元は……梅雨らしくアメダスな。またしても昨夜の予報とちらーう! とは言え、梅雨時の天気予報は当日ですら外すくらい不安定だからしゃーないか。せめて当日の予報くらいは当たって欲しいけどねぇ。


 と言った感じで、執筆時の室温は25℃です。真夏の服装だと寒いわっ!(逆ギレ)おかげでさっきからくしゃみが出て困っちゃいます。自室で良かった。今お外でくしゃみしたら周りの視線が怖すぎるよね。地元の市、感染者まだいないのに……。


 ではまずコビッド関連の話題から。厚労省の発表によるとこのウィルスの入院患者の発生のピークが4月28日だった事が分かったり、全国で新たに105人の感染が確認され、その内の東京の数が54人だった事が分かったり、北海道で確認された感染者がまたしても全員昼カラオケ関係者ばかりだったり、徳島で性風俗店に勤める20代女性が感染して感染後も仕事を続けていた事が分かったりと、これから徳島の感染者が増えそうな予感がしますね。残念。


 さて、昨日は、米国務省が世界の人身売買に関する年次報告書を発表して日本について外国人技能実習制度や児童買春の問題から上から2番目の評価に格下げしたり、前法相夫妻の公職選挙法違反で現金受領を認めた広島県安芸高田市の児玉市長が謝罪と丸刈りをしていたり、愛知の瀬戸市役所に藤井聡太七段に対する殺害予告電話があった事が分かったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、解体工事現場で無茶な作業をしていて、その無茶が通らずに悲惨な事故が発生してしまったと言う話題です。どうしてこうなった……。


 6月26日(※執筆時)の午後5時5分頃、大阪府高槻市南松原町の解体工事現場で大型のクレーン車が倒れ、アーム部分などが道路を挟んで隣接する住宅を直撃する事故がありました。直後にその住宅から出火したのですが、午後7時前に消し止められたのだそうです。当時、屋内に住人の女性(29)と娘(1)がおり、娘が腕に軽傷を負ったのだとか。

 大阪府警は工事関係者から事情を聴き、業務上過失致傷容疑を視野に原因を調べるそうです。


 高槻署や市消防本部などによると、現場では葬儀場の解体工事が行われ、クレーン車は地中の杭をつり上げて引き抜く作業中だったのだとか。この時のクレーンのアームの長さは30メートル前後とみられています。


 被害を受けた住宅は木造2階建てで、アーム部分が屋根の上からぶつかり、住居部分にめりこみました。女性と娘は1階の居間におり、女性は「ドーンと言う音が鳴って子供を抱いて逃げた」とコメントしています。


 事故現場は阪急京都線高槻市駅から東へ約500メートルの住宅や事業所が並ぶ一角。周囲の住人らによると、大きな衝撃音が響き、煙や炎が上がるなど現場は一時騒然となったのだとか。

 関西電力送配電によると、クレーンが電線に引っかかって断線した影響で周辺の最大600軒が停電してしまったのだそうです。


 うわっ怖っ! 記事に事故現場の写真があったのですけど、もっと大惨事になっていてもおかしくないような光景でしたよ。人的被害が軽微だったのは本当に奇跡だったとしか言いようがありません。

 巨大な棒状の鉄の塊が倒れると言うと、去年の千葉のゴルフ練習場のアレを連想してしまいますよね。あの事故も人的被害はそれほど大きくもなくて、奇跡だったと思います。


 どうやらこの事故、色々と無茶をしてそれが裏目に出たみたいな感じです。最初から予算がなかったのか、解体の日程的に余裕がなくて横着をしてしまったのか……。原因はこれから分かってくるのでしょうけど、そもそもクレーン車で杭を直接引っこ抜くと言う行為自体に無理があったのではないでしょうか。本来はどう言う手順を踏むのでしょうね。

 こう言う工事現場の事故って年に数件は発生しますけど、大抵は正しい手順を無視した結果起こっているんですよね。今回の事故もその結果だったような気がします。まだ分かりませんけど。


 この記事に対するコメントでは『女の子は軽症との事で良かったと思ったけど、怪我は軽症でも家にいるのが不安になるとか精神的ショックはあるのではないか……と思うと気の毒でならない』とか『コリァ賠償が大変だわ。死者が出なくて良かったね』とか『アウトリガー出してもこの距離じゃ倒れてある意味当たり前、明らかに作用点が奥にあるのに力点最奥……オペは拒否してるハズだぞ!』などの意見が多くの支持を得ていました。クレーン車が倒れた理由を推測するコメントも多かったですね。職人の腕が落ちたのか、それとも上が無茶を言ってきたのか……。


 現場仕事と言う事になると、その場所次第では無理難題が降りかかってくるんですよね。そう言う場合、普段は工夫と経験で乗り越えていくものなのですけど、いつもうまくいくとは限りません。どうか安全を第一に考えて欲しいものです。

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