イヤーッ! 無許可で見せちゃダメーッ!

 今日(※執筆時)も地元は穏やかに晴れております。室温も執筆時で23.5℃。数日前までのあの熱気が嘘のようですよ。このままオフトゥンに包まって冬眠したい気分です。一生目覚めなくていいから……。

 どうせ誰も私の小説の続きなんて気にしてないでしょ(PV0の続く画面を見ながら)。


 話は変わって、蓋を開けたら大盛況だったラグビーワールドカップ。優勝は南アフリカでしたね。選手の皆さん、おめでとうございます。準優勝のイングランドがちょっと態度悪かったのが立つ鳥跡を濁してしまった感じですけど、他は選手が試合後に酒に酔っ払ってお店に迷惑をかけたくらいで大きな混乱も起きず、スタジアム内の食品の品揃えの悪さが問題になったくらいで、この大会は概ね成功だったのではないでしょうか。


 ラグビーワールドカップ日本大会の総括会見でも、ゴスパーCEOが様々なデータを示した上で「史上最も偉大な大会だった」と高く評価してくれましたしね。

 来るスポーツの祭典、オリンピックでもそう評価されて欲しいものです(汗)。


 さて、昨日は、首相を乗せてタイのバンコクに向かっていた政府専用機の機内でぼや騒ぎがあったり、大阪で警察が11月3日に行われていたイレブンスリー暴走の封じ込めに成功したり、埼玉のドラッグストアのトイレで乳児の遺体の一部が発見されて騒ぎになっていたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは無許可で恥ずかしい写真をばらまかれた話題です。後学のためと言う事らしいのですけど、流石に勝手に共有されるのはちょっと不愉快ですよね。


 11月2日(※執筆時)、茨城県取手市消防本部の40代男性消防司令補が、9月に骨折して市内の病院で診察を受けた40代男性消防士長のX線写真を、病院や本人の許可を受けずにスマートフォンで撮影して、同僚の消防職員らに送信していた事が分かりました。

 市は隠し撮りした個人情報が流出したとみて、消防司令補の処分を検討しています。


 市消防本部などによると、消防司令補は同病院で救急救命士の研修をしていた9月26日に自宅の屋根から転落して来院した顔見知りの消防士長と出会ったそうです。

 その後、診察室で医師や看護師が消防士長のX線写真を見て診断している後ろから、消防司令補はスマートフォンの望遠カメラでそれを撮影したのだとか。研修の一環としてその場に立ち合っていたのだそうです。


 消防司令補は持ち出した画像データ1枚を、自分が勤務する消防署の同僚7人に送信。退院後、同僚から「お前のX線をみんなが見ているぞ」と聞かされた消防士長は、市の人事課に相談したのだとか。


 市などの調べに対して、消防司令補は「症例が珍しい事案だったので今後の勉強のために撮った」と話しているそうです。2人は別の消防署勤務で、後で消防司令補は消防士長に謝罪したのだとか。

 市と消防本部は、地方公務員法違反のほか、市個人情報保護条例に触れるかどうかも含めて事実関係を調べているそうです。


 消防司令補と消防士長、ちょっと役職名がややこしいですけど、皆さん理解は出来ましたでしょうか? 混乱させてしまったならごめんなさい。ニポンゴムズカシネ。

 要するに勝手にX線写真を撮られて、しかも拡散されてしまって困る~って話です。個人情報上、問題がありますよね。


 私は別にね、同じ状況で同じ事をされてもあんまり気にならないような気はします。ただ、共有されるにしても許可は欲しいかなと。一言言ってくれれば、それで丸く収まるんですよね。「アレ、情報を共有したいんでみんなにデータ送っていい?」ってその一言だけでいいんです。X線写真ですし、勉強のためなのですから。


 そう、この問題は盗撮ではなく――いや盗撮も問題かもですけど、無許可での拡散、その一点だと私は思うんですよね。そりゃ手続き上、個人のX線写真を勝手に撮影して誰かに見せる事自体が罪なのかも知れませんけど。だから黙ってしれーっと写真を送ったのかもですけど、それはしちゃいけなかったと思います。

 せめて、事後承諾でも消防司令補がまず一番に話をするべきでしたね。残念。

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