貴様、カンニングをしたな? では罰を受けてもらおうか……
今日(※執筆時)の地元は薄雲っております。夕方から雨の予報ですけど、当たるカナー。梅雨時の予報は的中率は低いですからね。30%の降水確率で降ったり70%で降らなかったり。だから油断は出来ませぬ。せぬせぬせぬせぬ……(残響音)。
ちなみに執筆時の室温は27.5℃でござい。湿度が高いので無茶苦茶蒸し蒸ししておりますぞ~。
さて、昨日は、先日神奈川の海岸で見つかった両足切断の全裸女性の遺体は遺体の夫がやった事が分かったり、G20サミット警備のため島根県警から派遣された20代の男性巡査がトイレに拳銃を置き忘れてしまったり、G20のメイン会場「インテックス大阪」から西へ約600メートルの路上で、男が煙を出す玉の不審物3個を置いて立ち去っていたりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるのは、体罰が大好きな感覚が旧世代な教師の話題です。問題が発覚してから体罰の知識はなかったとか、どれだけそれが当たり前のようになっていたんだって話ですよ。
6月26日(※執筆時)、千葉県教育委員会は中学1年の男子生徒にグラウンド100周を走らせようとして体調不良にさせたとして、同県柏市立中学校の男性教諭(32)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしました。
発表によると、教諭は5月25日の昼、顧問をしているサッカー部の男子生徒に対し、授業中にカンニングしたことをとがめ、学校のグラウンドを100周走るよう指示したそうです。
途中で水分をとるようには言っていたそうなのですが、この日午後の県北西部では30℃を超える最高気温を観測。生徒は75周(20~30キロ)走ったところで座り込み体調を崩したのだとか。
この時、練習を見に来ていた母親に介抱されて病院へ、そこで熱中症の疑いと診断されたそうです。
県教委は「走る状況や生徒の体調が管理されていなかった」などとして体罰と認定。生徒や保護者に謝罪しました。
問題の教諭は県教委などの聞きとりに「体罰の知識がなく、危険な思いをさせてしまった」と話したそうです。
あま~い! 教師への処分があま~い! とは言え、学校での教師の不祥事に対する処分が身内割引なのは今に始まった事ではないのですけどね。学校と警察が身内に甘いのは昔からですから。
早くこの風潮、変わってくれないかなぁ……。
で、これ、カンニングが原因なのですけど、確かに悪い事をしたのだから何らかの罰はあって然るべきだとは思います。そこで100周走るって言うのが脳筋思考なんですよね。100周の根拠って何なのでしょう。
後、頑張って走ったところでサッカー部内で自己完結するだけで、顧問の気持ちがスッキリするだけですよね。それじゃあ意味ないんじゃ……(汗)。
カンニングに対する罰はカンニング出来ない状況での再テストでしょう。後は補習授業とか。何故そう言う考えに至らなかったのか。
もしかしたら学校的にはそう言う処分はしたのかも知れません。その上で、そう言う部員がいるのがけしからんと言う事で部内体罰をした――その可能性も考えてしまいます。だとしたらとんでもない顧問だのう。脳筋にも程がありますぞい。
今の時代、こう言う指導は時代遅れです。ただし、感覚がアップデートしていない教師はまだ数多くいる事でしょう。そんな化石教師の皆さんの意識が一刻も早く進化してくれる事を願うばかりです。
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