札束かと思ったか? 残念でした!

 今日も天候が悪いですね。最近週末に天候が悪い事、多くありません? 前にも週末に限って天候が悪い事が続いた事がありましたけど、そこから考えると、こう言う事例は定期的に巡ってくるものだったりするのかも知れません。時期が時期ですし、皆さん暖かくして過ごしてくださいね。ひざ掛けとか暖かいですよ。


 さて、昨日は奈良県で40年以上無免許で車を運転していた爺さんが捕まったり、都内の百貨店で偽造クレカを使おうとしていたアメリカの海兵隊員が捕まったり、愛知県で韓流アイドルのコンサート現場に爆発物を仕掛けたと言う脅迫電話があったりと様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは信用金庫の職員さんの見事な対応の話題です。ここまで上手く事が運ぶなんてかなり稀ではないでしょうか。きっと身体が覚えるくらいに何度も繰り返して練習していたのでしょうね。


 11月24日(※執筆時)午後1時50分ごろ、高知市神田こうだ幡多はた信用金庫神田支店に刃物のようなものを持った男が押し入りました。

 男は現金を要求し、信金が出した強盗対策用の紙束を奪い、ミニバイクで逃走します。高知南署は午後7時過ぎ、高知市春野町の無職近沢日出久容疑者(55)を強盗容疑で緊急逮捕しました。「間違いない」と容疑を認めているそうです。


 同署によると、近沢容疑者は店内にいた50代の女性客に包丁のようなものを突きつけ、職員に「金を出せ。早うせんと刺すぞ」と脅し、現金2万円を奪った疑いがあります。


 幡多信金によると、信金が出したのは、1万円札サイズの紙束を本物の1万円札で挟んだもので、1千万円分の厚さのあるものでした。

 職員が緊急ボタンで警察に通報すると共に、ミニバイクで逃げる容疑者に防犯用のカラーボールを投げて見事に命中させたのだとか。


 同署によると、午後2時半頃、同支店から北東1.5キロの同市本丁筋の飲食店駐車場で、カラーボールの塗料がついたミニバイクを発見していたそうです。


 グッジョブ! まさにお見事であり、お手柄であるとしか言えません。信用金庫と言う職場ですし、常に強盗対策は取られていたものと思いますが、中々ここまで訓練通りにうまくいくと言う事はないのではないでしょうか? 犯人が犯罪素人で犯行時にかなり舞い上がっていたおかげとも言えますけど。

 札束のフェイクがその場で見破られなくて良かったですよね。


 このニュースに寄せられたコメントによると、カラーボールって命中させるより近くに落として飛び散らせてその塗料を付けるものだそうです。それをしっかり命中させられたのだから流石ですね。投げた人は元野球部員か何かだったのでしょうか?


 こんなにうまくいく事もあまりないとは思いますけど、日々の訓練の大切さを実感したニュースでした。人間、冷静さを失わなければ事件が起こっても被害を最小限に留める事が出来ます。パニックになるのが一番まずいんですよね。

 以前のニュースでオレオレ詐欺を未然に防いだコンビニ店員の人も訓練と同じパターンの人が来たから対処出来たって話ですし、日々の心の備え、大事ですね。

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