誰か適切な判断の出来る人がいれば……
台風通過中です(※執筆時)。
しかし、雨も風も大した事ありませんね。予想通りです。地形結界がまたしても大災害から地元を守ってくれました。感謝っ! 圧倒的感謝っ!
その分高知とか徳島らへんが犠牲になってしまったのだ……(汗)。
四国近辺に台風が近付くといつもこうです。今回の台風でも四国の太平洋側は大変な事になったのではないかと思います。大きな被害が発生していないといいのですが。
今後も台風は日本を縦断しそうな雰囲気ですが、どうか何処も大きな被害が発生しませんように。
今回取り上げるのはとても残念なニュースです。事件の発生の時から注目はしていたのですが、その後の経過がはっきりし、それが悲しいものだったので取り上げたいと思います。今後はこう言う事例がなくなりますようにと言う願いも込めて。
7月21日(※執筆時)に野球部の練習直後に倒れ、意識不明になっていた新潟県の加茂暁星高校2年生の女子マネジャー(16)が、今月8月5日に入院先の新潟市内の病院で亡くなったそうです。死因は低酸素脳症でした。
女子生徒は7月21日午後5時半過ぎ、同校から約3.5キロ離れた野球場での練習に参加。午後7時半頃に練習を終え、男子部員と一緒に走って学校に戻った直後、玄関前で倒れました。
女子生徒は普段球場を行き来する際は、用具などを積み込むマイクロバスに乗っていたのですが、この日は怪我をした部員がバスに乗るなどしたため、監督が「マネジャーはマイペースで走って帰るように」と指示をします。マネージャーはその指示を愚直に守り、その結果として倒れてしまったのです。
女子生徒が倒れた直後、駆けつけた監督は「呼吸は弱いけれどある」と判断し、救急車が来るまでの間、AED(自動体外式除細動器)は使用しなかったのだとか。
女子生徒は救急搬送された病院で治療を受けていましたが、5日午後6時すぎに亡くなりました。加茂署は業務上過失致死の疑いも視野に、関係者から事情を聴く方針です。
倒れた時も監督の指示がおかしいと話題になっていて、どうにか彼女が助かって欲しいと願ったものでした。その願いも空しく今回の悲報です。記事を読んだ時は呆然としてしまいました。
監督の指示もそうですが、倒れた後の処置もまたよろしくなかったようですね。AEDの準備をして、その後の呼吸の判断で止めていたとしたらこれは問題になるかと思います。と言うのはその呼吸は正常な呼吸ではなかった可能性もあるからです。
その手の事に詳しい人のネットコメントによると、死戦期呼吸と言う一見呼吸をしているように見えても、心停止の直前に見られる呼吸の状態があるそうです。普通の呼吸かそう言う呼吸だったのか判断が難しくても、AEDは正確に判断して正常な呼吸なら稼働しない仕組みになっています。
つまり、監督が念の為にAEDを使用していれば助かった可能性があると言う事なんですね。
小さな判断ミスが重なっての今回の事故ですが、どうかこの件をただの出来事に留めず、こう言う事があるからこう言う判断はいけないと全国的に周知徹底する流れになって欲しいと思います。もう二度と同じ不幸な出来事が起こりませんように。
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