短文集
夏みかん
第1話 ほんの少し
いつも自分の食べる分は、人よりほんの少なくしよう。
後でご褒美が来るから、ほんの少なくしよう。
お腹を空かせて食べる一日の最後の夕飯に、いつも少し気合いを入れよう。
たまに買うおやつのために、いつもお金を使わないでいよう。
誰かを歓迎出来たとき、食べるご馳走はいつもよりおいしいはず。
いつもほんの少し損をして、得な部分を大切な人にあげよう。
そうしたらきっと、貴方の居場所はずっと温かだから。
清潔感のある服装をして、いつも髪を綺麗に整えて。
いつもシャンとしていよう。
そしたらね、素敵な貴方の出来上がり。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます