笑うために

一人で生きるのが寂しいのなら

二人で生きるのも寂しいだろう


たとえ多くの人々が

君のそばにいたとしても


一人で生きるのが悲しいのなら

二人で生きるのも悲しいだろう


たとえ沢山の優しい腕が

君を抱きしめていたとしても


一人で笑うことができないのなら

二人で笑うこともできないだろう


たとえ君が誰かを求め

君の孤独を捨て去ろうとしても


たとえ君が君自身の魂を

置き去り、忘れ去ろうとしても


君は君の形を作らなければならない

君は君の心を知らなければならない


君がこれから出会う人と笑うために

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る