私を開く日

「君は何でもすぐに謝ってしまうから」

あなたは呟きながら、私を抱き寄せる


「自分を捨てて終わりにしようとするから」

あなたの言葉に私は、涙が止まらなくなる


あなたに私の全てを話したい

あなたに私の全てを明かしたい

閉ざしていた唇を開いてしまいたい


「君と会話がしたいんだ」

あなたは私の背中を、そっと撫でて言う


「君が考えていることを知りたいんだ」

その言葉を私は、嬉しいと感じる


あなたに過去を話したい

あなたと未来を話したい

閉ざしていた日々を開きたい


あなたが考えていることを、私も知りたい

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