僕の目印

僕はすぐ迷ってしまうから

僕はすぐ見失ってしまうから

今日の時計に目印を書こう

大きな力強い目印を書こう


僕はすぐ傷ついてしまうから

僕はすぐ悲しんでしまうから

昨日の僕の写真を飾ろう

君と笑っている僕の写真を飾ろう


時計の目印が僕の地図

君との写真が僕の宝物


僕はすぐ立ち止まってしまうけど

この目印が僕の手を掴むから

この写真が僕の心を呼び覚ますから


僕はまた、歩き出せるんだ

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る