失うこと
わたしは怖かった
何よりもあなたを失うことが
わたしは知ってしまった
愛しいひとを失う恐ろしさを
いつかあなたは死ぬだろう
いつかわたしも死ぬだろう
それはとても当たり前に
それはとても平等に訪れるだろう
恐れを知り
怖さを知り
己を知って
わたしは生を受け入れる
わたしは怖かった
あなたの不在が
とても恐ろしかった
あなたのいない世界が
生を受け入れ
生を知り
わたしはこの世を生きてゆく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます