白の時代への応援コメント
お父さんの浮気なんてごろごろ転がっている話だけれども、中学生の娘さんが目撃しちゃうのはショックだよなあ。お父さん、やるならせめてバレないように細心の注意を払ってだね……(※ダメです)などとしんみりしてたら、まあ、なんということでしょう!!Σ(゚Д゚)
>彼の左手の薬指にはまった銀色の指輪のくすんだ輝きが、今日も佐和子の心を焼くのだった。
>あの頃の自分が、今の佐和子のことをじっと見つめているような気がした。
罪悪感とか、決して明るくはなりきれない気持ちを感じます。でもときめいちゃってるしね。しばらくは無理かな。早く抜け出せるといいね……。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ちょうど多感な時期、学校では孤独で、唯一家族とのつながりだけが心の拠り所だったので、余計にですよね……
この時の傷は一生消えないと思います。家族の愛情なんてものは、信用できないものになってしまったはず。
ダメだと思っていながら不倫をしてしまう彼女は、ときめいていても幸せではないでしょうね。早く抜け出せますように……(><)
白の時代への応援コメント
バレンタインの思い出。送る相手が居ないから、せめて父親に。っと思ったら、まさかの父親の不倫現場を目撃するとは、ショックしか有りませんね。
母親はすでに知っていたのでしょうね? 夕食が繰り返されるカレーで、何となく冷めた夫婦を物語っているみたいですから。
佐和子が大人になってチョコを渡す相手が、……。
まさかの、どんでん返しに驚きました。でも、それをやっちゃ~ダメでしょ?
(~_~;)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ただ純粋に、子供として父への親愛があったのに、それを裏切られてしまったわけですもんね。
お母さんは知っていたはずです。
自分が受けた傷を他の誰かに返してしまうということは、結構あるんじゃないかなと思います。
そのマイナスの部分に関して、ハードルが低くなってしまうというか。
愛情いっぱいの温かな家庭で育ったなら、他人のそれを壊す行為なんて少しの発想も浮かばないんじゃないかなと。
これもある意味、因果ですね。
白の時代への応援コメント
コメント失礼します。
最後のどんでん返しは全く予想できませんでした。
彼の指輪のくだりで、思わず1人部屋でえ〜!?と叫んでしまったくらいです。
それにしても人間の心理というのは複雑ですね。
自分が過去にされて傷ついたことと同じことを他の人にするのですから。
父親の不倫で傷つき、誰かを自分と同じ目に合わせたいと思ったのだろうか。
それとも自分の父と同じような浮気性のある人を好きになってしまったのだろうか。それとも・・・わからないです。
人間って難しいなと改めて思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
なぜ妻子ある相手と付き合っているのか、佐和子自身にもよく分かっていないと思います。
一番多感な時期に父親が自分と母親より浮気相手を選んだことで、「愛を受けられない、大切にされていない自分」という心理状況になってしまったのかも。
自分が知らないものを、他人に対して想像することは難しいですからね……
きっと佐和子は、この彼と関係を続けることによって、少女だっだ頃の自分を傷付けているんだと思います。その自覚だけはある。
それなのに、というか、だからこそ、抜け出せないのかもしれません。
白の時代への応援コメント
食事で三人が揃わない、とありますが、朝もう少し早く食卓へ行くようにすれば、少しでも家族が揃う時間が持てたのでは…。
「学校でうまくいっていない自分」を、家族に悟られたくなかったのでしょうか。
娘との時間があれば、もしかすると父親の行動に歯止めをかけられたのでは…と考えると、家族の時間ってやっぱり大事だな、と思います。両親も、学校の様子に気づいて何か力になれたかもしれないのに…。
そんなすれ違いの積み重ねが、「両親の離婚」、その後の佐和子さんの行動(別の女の子に、自分と同じ苦しみを与えようとしている)に繋がったのかと思うと…。
繰り返しますが、やっぱり家族の時間って大事ですね。せめて、お互いの顔くらいきちんと見られる関係でないと…。
…と、色々考えさせられました。
ありがとうございましたm(_ _)m
作者からの返信
コメントありがとうございます!
その辺りはあまり意識せず書いていたのですが、仰る通りかもしれません。
私自身、中学の一時期、一人になってしまったことがあったんですが、その時は家族とも顔を合わせたくなかった覚えがあります。
学校でのことを訊かれたらどうしようと思って。別にいじめられていたわけではなかったんですけどね。
もし両親に佐和子の方を見る余裕があったのであれば、もう少し家族が家族としている意味が生まれたのかもしれませんね。
現在の佐和子も、それがいけないことだと分かっているはずなのでしょうけど。
深く汲み取ってくださり、ありがとうございます!
白の時代への応援コメント
最後はハッピーエンドなのかなと思っていたら、もやもや残るエンドでした。切ない現実ですね。
1話完結なのに没頭して読んでました。すずめさんは、広告を載せないとTwitterでいってましたが、やっぱりその方がいいですね。この余韻が残ってるなんとも言えない感じがいいです。もし、広告で、動くエロ広告なんかが最後に出てたら、気持ちが消えますね。上手い人の作品を読むと更に思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
形式としてはショートショートに近いですね。(「結」にどんでん返し)
わぁぁありがとうございます!
広告、電子コミックのやつで微エロ系の漫画のが出ましてね……しかも画面が切り替わるという……
これはさすがに無いですね(~_~;)
素敵なレビューも、ありがとうございました!
白の時代への応援コメント
こんばんは。
禍福は糾える縄の如し。
とは、良いことと悪いことは表裏一体という意味です。
けれどもそのあとに、
さだめ(運命)は縄の届く先にあり
と続きます。
人生に起きることは、その人の行いの先にある。という意味です。ただし親の行いは、当然のように子に及びます。そこへ直接の関係性などなくとも。
実際に不倫で別れた親の子は、またそうなることが多い気がします。この部分は、完全に私見ですが。
ともあれその辺りの理屈でない、ぞっとする因果みたいなものを感じさせられました。
物語の構築が本当にお上手ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
育った家庭がそうだと、その辺りの正しい繋がりの在り方が、概念として不在になってしまうのかもしれませんね。
ただ、言っても親とは別の人格なので、関係があるようなないような。なんだか呪いのようです。
長編にしろ短編にしろ、私の作品に出てくる女主人公は不安定な精神の人が多いですね。笑
白の時代への応援コメント
結末に胸がざわつきました。
最後彼との幸せなバレンタインかと思いきや、父親の行動がこうやって不幸の連鎖を起こしていたのかな、と思うとやりきれない気持ちです。
わからないなりにお酒入りのチョコを買った時の気持ちがとても切ないです。
佐和子のことは不思議と嫌いにはなれません。
ビターなバレンタインの物語、面白く読ませていただきました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
まさに不幸の連鎖ですよね。
佐和子にしてみれば自分は父親から蔑ろにされた側で、一度そうした裏切りを経験すると、素直に幸せを信じられなくなってしまいそうです。
彼女に気持ちを寄せてくださり、嬉しいです。
苦い話ですが、読んでいただけて良かったです(=´∀`)