第23話 緊急指令マリルリさん
マドウ「マリルリを 何とかして 来い」
次の街への道すがら
マドウが道端の岩から顔を出す。
最初は従順だったマリルリさんは日に日に身勝手になっていき
最近では手をつけられず、
お説教するマドウの顔を「うざい」と言って叩き潰してくるそうだ。
マドウ「石の顔を攻撃されると本体の顔も痛いんだが・・・」
それはお気の毒に・・・
というか、年頃の反抗期娘に手を焼く父親みたいだな・・・
マドウ「このままでは、マリルリを加えることによって『リソースを集中する』という私の完璧な計画が・・・」
ノワ「むしろ・・・彼女がいない方が はかどる と思うんだけど」
ああ、身も蓋もない発言・・・
「なんですかコレ?」
行商人のシスナがひょっこり顔を出す。
しまった、まだ、居たのかこの子
「おお、なんですかこの石顔・・・この自然物はマニアに高く売れるかもしれませんよ」
マドウ「・・・おお、そうか?」
照れ気味のマドウ・・・
マドウさん・・・多分それ褒められてない・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます