ページ3 平野へ

平野へ行くことによって、直立二足歩行ができるようになった。それにより、重い脳を支えることができるようになった。また、呼吸時と食事の時で、喉の使い方をコントロールしなければならなくなり、これもまた脳の進化を促した。喉が進化することによって声を出せるようになり、言語が発達してきた。


平野の中に動物と植物がいるが、これをいつも狩りをしているのではたいへんなので、捕獲して牧畜できることにきづいた。また、植物の種を保管して地面にまけば毎年確実に農作物を収穫できることにもきづいた。これは人間が「もし~~すればどうなるだろう」という認知ができることになったことによる認知革命である。


「もし~~すればどうなるだろう」という思考を可能にしたのは、言語である。感覚であれば現実ぴったりで、そこからいかなる可能性も開くことができないが、言語があれば、それを組み合わせることによって「明日晴だったらどうなるだろう?」というような現実ではないが、ありえる事態を想像できるようになった。


農耕や牧畜をはじめる ページ4

そのまま狩猟採集を続ける ページ5

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