手ごわい病と闘う

もやもや もやもや するから

胸の辺りをかきむしったら、

なんてことはない。 ただ赤くなった。


顔がほてって ぼんやりするから、

冷たい両手をあててみるけど、

手のひらまであったまってしまって、

僕の体はどこもかしこも熱くなってしまったようだ。


さて この気持ちとどう向き合うか。

君に会いたいのだと自覚すると、

多少 それらはおさまりはするのだけれど、

会えないことに気がつくと、

今以上に もやもやして 熱っぽくなる。


これが病だというのなら、

僕はもう、

とんでもなく長い間 病と闘っている。

君を想い闘っている。


終わりのない闘病生活なのに、君を想うと闘える。


君を想うことをやめれば 闘いから逃れられるのに、

僕はあえて苦しい道を選んでいる。

はたから見たなら滑稽かもしれないけれど、

僕は今こうしていられることを幸せだと感じている。



              ~手ごわい病と闘う~


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