淋しいんです。

僕は淋しいんです。

今　淋しいんです。

他ならぬ　今　淋しいんです

だからと言って

反射的にあなたを求めてしまうのは、

そんなことを選んでしまう

自分に対して淋しくなるから、

僕は、

答えが出ないとわかっていながら、

それ以外の方法を探すんだ。

何故　淋しいと問うてみても、

それは花壇の花に話しかけるようで、

いつ　淋しいと思い出してみても、

冷静な頭では

思い出そうとしていたことすら忘れてしまう。

それでも

確かに　今　僕は淋しい。

淋しいのが嫌だから

安易にあなたを求めてしまう。

だけど、

あなたの困った顔を見たなら、

余計に淋しさ増して、

僕はそこから抜け出せなくなる。

だから僕は

【淋しい】という気持ちが

この世で一番嫌いなんです。

　　　　　　　　　　　　　　～原因不明の気持ち～

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