第3話カジノがヤバい

週刊新潮2016年12月29日・2017年1月5日新年特大号に


面白い記事があった。


2011年11月、


大王製紙元会長(52)。


井川意高(もとたか)


カジノで106億円を失った男。


13年7月、懲役4年の刑が確定。


3年2カ月服役し、16年12月14日に仮出所したのだ。



かれが出所した翌日に


国会でIR法案(カジノを含む統合型リゾート整備推進法案)が成立。




日本カジノはうまくいくのか?



 井川氏は言う。



「日本でカジノを作ってもうまく行かないでしょう」


 と、持論を展開する。


カジノの経営は実に難しく、


日本企業が手を出しても黒字にはならないだろうと。


カジノは普通の客では儲けが出ない。


儲けを産むのは億単位の金を使う顧客たちだけだと。


マカオやシンガポールにたくさんカジノがあるわけだから、


日本のVIPは噂を恐れて、


顔バレする日本じゃ


遊ばないだろうと言う。


きっとそうだろう。


マカオなんかに行って遊べば


知り合いに見つかる確率も減るだろう。


安倍政権が言うように


海外のカジノで遊ぶのは


日本にカジノがないからで、


日本で遊べば税金だって日本に落ちる。


そんな思惑が狂ってくるだろう。


とすれば、お隣、中国人のVIPが来ると予想するが…。


その取り立てが一長一短じゃないらしい。


なるほど当たってるかも。


中国に取立に行っても


うまくいかないんじゃないかという話だ。


さすがギャンブル評論家という意見。


やっぱ、法を通す前に


ギャンブルで人生を狂わせた人たちの意見を


もっと聞いた方が良かったかもね。


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