そうだ、終わらない

私は消えろ死ねと数え切れない程言われました。

私が死なないといけない理由を十五文字程度で述べよ?

言われる迄気付かない事の方が多かった。

自分には価値も何も無いと思ってた。

弱い自分だって知ってた。

口が悪い事も

偽善者ぶってる事も

ホントは友人が大事過ぎて困る

って事も…

全部全部知ってたんだ。

目を背けていたら嗚呼、やっぱり。

君は私に色んなことを教えてくれた。

素直に嬉しい…と思えた。

ヘラヘラ笑ってる癖に…何も出来はしな……

知ってた!!知ってたんだ!!。

何もかもを知っていたのに私はやっぱり現状を見たくなかった。

君が話を聞いてくれて嬉しかった。

聞いてもらうことの嬉しさを知った。

自分を甘やかす事は駄目だと知っていたけど聞いてもらった時の温もりを知ってしまった。

やっぱり君のせいだね?私が甘えても何も言わない君が悪いんだよ?


私に優しい声をありがとう!!!

話を聞いてくれてありがとう!!

こんなに泣いてしまったらやっぱり簡単に死ねないじゃないか!

左手に持ったハズの鋸を足元に落として私は笑う。



嗚呼…信用なんてしなくても良いからこれだけは言わせて欲しい。

*生まれてきてくれてありがとう*

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