きゃっきゃっうふふ

はる!俺の春がやってきた!桜は舞い、心は花びらのように静かにしなやかに舞う。そう!エレナたんとのでーと当日だ。


「いやー、お待たせー」


その刹那、俺の願いとともに春風が吹き、、、


「きゃっ!」


「えっーと、エレナ今日は、はーと、、、」


「このっ、へんたぁーーーーーーーい!!!!」


彼女の手のひらが俺の頬に。ああ、なんて柔らかいんだ。俺はその感触を忘れてはならないと思った。



「で、今日はどこにいきたいわけー?なんかほしいものでもあるのかよ」


「あの実は、私、お願いキララちゃんの、、、」


「えっ、声が小さくて聞こえなかったけど今なんて言ったの?」


「だから…」


「だから?」


「お願いキララちゃんっていうアニメの服が欲しいのよ!」


「んっ!」


お願いキララってあの柚希がやってるゲームのアニメ!?まてまてエレナがあんなもの好きって。あり得るか。でもまて、これは冗談かもしれない。いや、俺を試しているのか?俺がエレナのコスプレ姿を想像してパンツは何を履くか考えるかということを!!

ふっ、まったくあまいぜ、俺はそんな手にはのらない。


「エレナ俺はそんな君のパンツなんて想像してないぜ」


「えっ…」


俺なんか間違えた?



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