耳パクしてくる妹のことなんて好きじゃないし。
araran
いつもと変わらぬ日常
目覚めの朝
あー!!ねむー
「おはよう」
「あらあんた今日は起きるの早いじゃない」
俺は高校2年生の後藤直樹だ。高校に入ってからはや一年がたった。部活は初めバトミントン部に入っていたものの…
監督があまりに厳しい!!ありゃいったいなんだってんだってんだ。そしてやめた。
「あーあーあーあー!全くもうやってらんねーなぁ」
「あんた朝から…」
「おにちゃーーーん!!!!」
「ちょっと柚希!兄ちゃんにそんなデレデレしないの」
「もうまったく、はぁー」
このお節介なのが俺の母だ。そしてこの朝からまるで新婚さんのようなあたりのやつが…
俺の妹だ。
「おにちゃん!今日は柚希とでーとする約束でしょ〜」
「私はもう準備終わってるんだから!えっへん!だからね、その……いいこいいこして?」
「ダメ…かな?」
「べっ別にダメじゃねーけど」
「じゃああーんもして?」
「おっ、おい!顔が近いんだよお前いつもー」
「もうなんもしてやんねー」
「えっ?どうして!兄ちゃんの意地悪意気地なし!!」
「ぐっ」
こうして俺の高校2年生が始まる…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます