第59話 何かが終わる日

「チュウさん!」

「チュウ!」

「ついでの俺も!」

 朝から突然の来訪者三人

「なんだ!?竹すぎ、梅しゅすぎにカジキマグロさん、俺カップ麺食ってんだよ」

「朝から!?」

「そんなことより見つけたぞ!!」

「誰を?」

「角道だよ」

 口から麺が飛び出た。


「今日の朝がたのことらしい、道にいたおばさんが遭遇したらしい、なんでも道を聞かれたらしい」

「道を?」

「そう、約東京はどっちですか?と」

「こっちに向かってきている」

「そしてこちらは衛星からの情報だ、この辺に来ているらしい」

「むむむ」

 奴がこちらに向かってきている、決戦の日が近い

「よし、探すか」

「こちらから出向かう訳か?」

「とっと終わらせたいんだよ、こんな面倒なことわ」

 そう、始まりは自分、なら終わりも自分

「決着をつける、あとは任せたぞ、バカ、エビフライさん、ナナシ、ヨメイド、筆夜」

「任せるってなにを?」

「俺の命」


チュウさん町を歩く

「で、あいつはどこにいるんだ」

「なぜ私に聞く」

 withカジキマグロ

「俺はこっちに向かってきてるという話聞いただけで、オレはどこにいるかまでは」

「お前、誰がついてきてほしいと頼んだ、それに聞いたのもお前じゃない、そっちの奴だ」

「そっちって誰も・・・いるな一人」

「やぁ、久しぶり」

 そこには角道ではない人物が立っていた

「お前みたいな奴は知らんがにおいが同じなんだよな、自分流神拳奥義”カバースメル”一度保存した匂いと同じ匂いに反応する」

「さすがぁ」

「お前こそ口調だけでなく、すっかり見た目が変わっちまってイメチェンか?似合わないぞそれ、天才塾同期からの忠告だ」

「イメチェンじゃないさ、ただこいつの体を借りているだけだ」

「お前、部下いるほどえらい奴だったのか?」

「そうみたい」

「いつもならここで大爆笑の一つでもプレゼントしてやるけど今日はなしだ、そんな奴が何人いる」

「君のお友達の分」

「やっぱし、託してきてよかった」

「お前こうなることがわかって」

「本当は竹すぎらの分も用意してくれたかと思ってたけどあいつとは関わりが最近薄かったからな、気がつかなかったんだろ」

「いいや僕と6人で7人、キリがいいだろ」

「別に8でも9でも変わらないきがするけどな」

 言葉そうそう先制攻撃にでるチュウ、敵に駆け寄り右手に氷の塊をとがらせたものを出現させて攻撃にでる

「聞いていたとおりだ、さすが卑怯の王様だ」

(声質が変わった、角道の洗脳もどきがとけたか?)

 すると向こうは体の服の裏からチェーンを五本だした。

「さぁ始めよう」

 はじまるは7つの戦い、負けという言葉はなく勝ちしか許されない。

今、始まる!!

                                  つづく



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