第10話サンチョパンサ、肥前の国でムツゴロウに食い倒れるへの応援コメント
夏海惺さん、はじめまして。
おっさん自主企画主催のにとろげんと申します。夜遅い時間に失礼します。
全編読了しましたので、拙いながらこちらに感想を書かせていただきます(レビューは別途させていただきます)。
一応フィクションだという前提で進めていきます。また、ギャグのセンス等については私自身も修行中の身ゆえ触れません。ご了承ください。
まず、魅力的だった点から。
・独特の言い回し
カクヨムは比較的若い人間向けな文章が多い中で、懐かしさを感じさせる文章がかえって新鮮に感じられました。本小説の個性のひとつであると思います。
・おっさん度60点(和尚と主人公共に)
考え方や頼りなさからリアルなおっさんらしい印象を受けました。しかしコメディということでいささか不条理な面も多く、二人の背景などが見えてこなかったので点数はいまひとつ伸びきりません。
・和尚を見ていてストレスが溜まった
これはデメリットではなくメリットです。作中である意味悪役として扱われる和尚に読者が嫌悪感を抱けるということは、それだけ目的に合った描写が出来ているということだと思います。
続いて引っかかった点。
・読みづらい
言い回しにクセが強いだけでなく、Web小説としては一話が長く、なおかつ行間がほとんどありません。活字慣れしている人間にとってはよく見る光景ですが、Web小説畑で育ち、あくまでも娯楽としてインスタントに文字に触れる層にとってはその見た目だけで辟易してしまいます。
・冒頭の注意書き
無理やり書かされたのだ、という演出なのかもしれませんが、読者は慈善ではなく面白い作品を探し求めているので、筆者自らが否定する作品を進んで読みたいという気分には断じてなりません。
・誤字脱字
これも演出なのか、序盤に多いです。しかし文章である小説において、読みにくさというのはある種致命的なものでしょう。やはりどれだけ内容的に優れていても、私個人としては誤字脱字を見つけた途端に冷めてしまいます。
以上、自分のことは棚に上げつつ感想のようなものを書いてみました。
不条理さや懐かしい言い回しなど、個性という武器は十二分に備わっていると思います。しかしながら、カクヨムというフィールド向けにチューンアップしきれていないといった印象もありました。より手を加えれば、さらに伸びる作品であると思います。
最後になりますが、今回は私の自主企画にご参加いただき、本当にありがとうございました。夏海惺さんの今後の執筆活動が、より良いものになることを願っております。
第2話大再会への応援コメント
『広告非表示』の企画者、押羽です。^-^
この作品は、ルール違反なので削除させてもらいますね。「広告が載っている」「広告非表示のタグがついていない」です。ごめんなさい!