No.12 語り部には向いていない

「そう、僕が出会ったその少女はまるで―――何だ? そう、アレで…何と表現するべきか。ああーっと、こう美術館にある壺? 的なこう形容し難い美しさを讃えて…携えて? まあと言う訳で。あの、そういうね? もうなんつーか、半端なく綺麗だった」


語彙力こそが主人公には求められている。

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