第385話石仏の話(15)隠れキリシタンの像?
石仏と言えるかどうか、胸に十字架をつけ、頬に手をあてて考え込む像を写真にて拝見した。
隠れキリシタンの遺物と言う人もあるけれど、胸に十字架をつけて野外に置けば「隠れ」とは言えないのではないだろうか。
この像を造った人が、何を考えていたのかは、歴史の資料としては残っていないらしい。
それだからこそ、様々、考えることができるのだけど。
ただ、キリシタン禁制の時代を乗り越えて今まで残っているのだから、「壊せない何か」が、その像にあったのだと思う。
そう思うとページをそのまま、めくれない。
手だけは合わせることにした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます