第211話大好きなとおちゃんへ

小学校三年生の女の子の父親への手紙


「大好きなとおちゃんへ」

「家の下が工場だから、横をむいてねると、きかいの音がするよ。だから一人でねていてもこわくないよ。とおちゃん、仕事がんばってね」


いろいろ事情はあるのだと思う。

何回も読み直すと、これはなかなか。

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