第175話釈迦の教え(自分は教団主ではない)

年齢も高くなり、体力も衰えた釈迦は、自らの遠くない死を覚悟した。

師匠釈迦の死とその後を不安視する弟子阿難に、釈迦が語った言葉。


「私は惜しみなく法を述べてきた」

「しかし、私は教団の主ではない」

「法は知る知らないに関わらず、その人を支え生かしている」

「万人がそれを感じ、実践すればいい」


仏(真理)は、釈迦にあるわけではなく、それぞれの人の中にいるということだろうか。

仏像の中に仏がいるわけではない。

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