第155話八万四千の法門

弟子:何故、仏教にはたくさんの宗派、教えがあるのですか、仏の教えは単一ではないのですか。


師匠:人の顔も体型も心も置かれた状況も苦しみも様々、そのために八万四千の法門、つまり教えがある。


※この場合の「八万四千」は、「数限りないほど多くの」という意味。


経典(宗派)の違いを気にするべきではない。

処方箋は病状に合わせる。

教えも、それぞれの数限りない多くの悩み苦しみに合わせて、様々に変化する。


比叡山では、朝に法華経、夕に念仏を唱えるという。


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