第131話一日不作一日不食
師匠が弟子と一緒に畑仕事をするという。
弟子は師匠の体調を案じ、師匠の道具を隠してしまった。
師匠は一日座禅を組んだまま、その日は食事をしなかったと言う話。
「働かざる者食うべからず」の意味ではない。
一日の様々な働きは、全て修行になる。
座禅だけの生活は「一日不作」、自分のためだけの生活。
他人の役に立たない修行など、食事をする資格がないというのだろうか。
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