第17話幡がたなびくこと

風にたなびく幡を見て、言い争う二人。


「これは風が動いている」


「いや、幡が動いている」


二人は全く譲らない。


通りかかった師匠の一言


「動いているのはお前たちの心だ」


普通に考えれば、風が吹くから幡が揺れる。

一つの主張にこだわり続ければ、真実を見失う。

今の社会でも、その争いが尽きることが無い。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る