第2話

僕の性別は女。

でも僕を幼い頃から使ってた。

上に兄が二人いたせいもあるからかも知れない。

山奥にある少人数の学校(分校)に毎日歩いて通っていた。

子供の足だと、一時間ぐらいかかる所を兄たちと楽しく歩いては通っていたのもいい思い出だったりする。

幼い頃は兄たちと比べられることも、年下の子とたちとも比べられることは無かった。

あの時が一番幸せだったのかもしれない。

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