02


偽りの私が作った


【友達】や【恋人】には違和感しか無かった。


偽りの私に向かって


「親友だよねー!!」

と上っ面だけで言っている

活発な女の子達


偽りの私に向かって


「好きだよ。愛してるよ。」

と言ってくれるクラスでも人気のある恋人


全部全部偽りなのに

偽りの私を好きだと言ってくれる人達


最低な話だが、私はそんな人間に1ミリも興味がなく、今では顔も名前も思い出せないのだ。



現在昔の友達は1人もいない。

元カレと呼ばれる人達の顔すら忘れている。

連絡先なんて知らない。


その位どうでもいい。

私が悪いのは分かっているが、偽りの私を好きだと言った人間達に恐怖まで感じたのだ。


その位私は身勝手で自分勝手なのだ。


"偽りの私" "本当の私" "魔法使い396"


この三人が私の中にはいる。


本当の私は"私"


偽りの私の事は"ミクロさん"


魔法使いの事は"396さん"


と呼ぶようになった。


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