第5話 最後の1,2ヶ月の処遇
3,4ヶ月目は、本当に酷いものだった。女子達ももうみんな男子を馬鹿にしていた。男子達も、だんだん女子にため語が使えなくなり、最後はほとんど敬語になった。逆らえば、いつもは5セットで済むところを、10セット以上させられたこともあった。
悔しい、屈辱だ。仕返ししてやりたいと思う気持ちは、1ヶ月半程度でなくなり、途中からもう、とにかく必死に耐えるだけだった。試合には出たかったから、やめるわけにはいかない。女子というよりも、コーチのように見えてきたのを覚えている。
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